ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

150円均一と思えないクオリティの回転寿司「もり一」@神保町

 会社を一歩出たとたん、無性にお寿司が食べたくなった昨夜。一人だし、立ち食い寿司かなぁと「まぐろ人」が思い浮かんだものの、御徒町に移動するまでの間に閉店時間になってしまいそう。あとは「魚河岸日本一」かなあ、でも何かほかにいいところないかな……と思っていて思い浮かんだのが神保町の「もり一(いち)」。調べたら夜10時までやってるみたい、まだ間に合うぞー!と急いで直行。

祖母が生きていた頃、亀戸のもり一には何度か連れて行ってもらったことがあったのですが、そこまではっきりした印象がなくて。しかも、亀戸以外のもり一に行くのは初めて。 さてさて、神保町のもり一はどうかな……?

お店に着くと、6~8人ほど並んでいました。ちょっと待つといっせいに席が空いたのでカウンターへ。回ってる量は少なめなので、口頭または紙に書いてオーダーします。さてさて……。


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手前から反時計回りに、中落ちにぎり、コハダ、石垣貝。ここ、一部黄色いお皿が高い以外は一律150円なんです。もう一つの特徴は、写真を見て分かると思いますがシャリが赤いこと。赤酢を使っているのでこういう色になるみたい。

食べてみると……おお、おいしいっ。シャリのサイズが気持ち小さめでタネとのバランスが良いです。あと、わさび。少なめだけど、これ、ちゃんと本わさびだと思う。うれしいなぁ。


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ウニも150円です(嬉)。回転寿司だと軍艦の半分だけウニが載っていて、半分はきゅうりの薄切りが載ってることがおおいけど、これはたっぷり載っていてうれしいなあ。食べると生臭いこともないし、海苔はパリパリだし。はぁ、おいしい。


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「クリーミーサーモン」ってなんだろう?と思って頼んでみたら意外なルックスのものが出てきました。なるほどクリーミー。そしていくらが載っていてさりげなく「親子」。 

 

私の前に並んでいて、隣の席に座ったカップルは、わさびを追加でもらって、おいしそうにぱくぱくお寿司を食べていました。話してる言葉や服装の感じから、多分台湾人なんだろうなぁと……日本語は話せないけど簡単な日本語は書けるようで、紙にオーダーを書いて注文。漢字を書けばオーダーはできるけど、その後に何かあったときのやりとりに困る(「サーモンとイカを頼んだのはどなたー?」などと言いながらお店の人がやってくると日本語が聞き取れないので「?」となる)感じを見てたら「あー、私が台湾に行ってるときもこんな感じなんだろうなあ」などと感じたり。


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そういえば最近、東京の回転寿司で外国人観光客を見ることが増えた気がする。海外の人ウケするメニューもあるのかな、と思いながらメニューを見て、「アボトロ巻き」というのがあったので頼んでみました。中巻で3切れ。 アボカド+中落ち、どっちもクリーミーで、うん、これもおいしい。

 
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締めは好物の梅きゅうり巻で。さっぱりするんですよね。

 

ここまで食べたお皿(この他にも食べてますが写真撮らなかったので割愛)全部150円なのはうれしいです。ウニやイクラ、貝類なども150円なのはうれしい!ツブ貝おいしかったなー。隣の台湾人女性がアワビっぽいのを食べてたけどあれは何の貝だったんだろう。

ずいぶんいっぱい食べたのですが、お会計が思いのほか安くて「おお♡」と思いました。150円均一はやっぱりお安いです。

 

江戸前回転寿司 赤舎利 もり一 住所:東京都千代田区神田神保町2丁目24−6 営業時間:11時~22時

 

もり一、公式サイトが見つけられなかったんだけど、神保町のほか、田端、錦糸町、亀戸、松戸などにあるようです(船橋は閉店したみたい?)。安くておいしい赤シャリのお寿司、おすすめです。昨年末に上野のかっぱ寿司が閉店して以来あまりお寿司を食べに行っていなかったんだけど、ここは今後もお世話になりそうです。

 

ayano.hatenablog.jp

 

お寿司系の話が気になる方はこちらもどうぞ。
どれもオススメのお店の話です。 ↓

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雪はなくてもスノーモンキーはかわいいよ@信州渋温泉・地獄谷野猿公園

信州・須坂の話が続いております。須坂のゲストハウス「蔵」はかなり外国人のお客さんも多かったので、「外国人のお客さん、多いですね」と、帰り際にちょっとご主人とお話。ここに来ているお客さんはどこに観光に行くんですか?と聞いてみた所、一番人気はこれでした。

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ご存じ、渋温泉の「地獄谷野猿公園」。雪が降る温泉にニホンザルが浸かっているというアレです。日本人的にはここに行ったことがある人はそんなにいないと思うんですが、これ、「Snow monkey」という名前で外国人観光客に大人気なんですよね。なんでも、サルはアジア以外では珍しく、しかも暑い国にいるイメージが強いので「雪+猿」という意外性がたまらないんだとか。

 

で、実は私もここに行ったことがあるのです!ブログに書いていなかったので、いい機会なのでここで過去に撮った写真を放出しようかな、と。ただし私が行ったのは夏。雪がない夏場、しかも暑い日におさるさんたちはどんな感じかというと……。

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日陰で毛繕い。

 

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夏は緑が濃いなあ~!

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親子……?表情が人間っぽい気がする。

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あらかわいい。

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人がこんなに近くにいても気にせず毛づくろい。

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人がこんなに近くにいても……(略

 

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階段はいい遊び場。

 

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ケーブル(?)もいい遊び場。

 

……さて、ここまで写真を見ていただいた方はきっと「で、どうなんだよ。ちゃんとおさるさんは温泉に入ってるの?」と思ってたことでしょう。そうなんです。ここまであえて温泉写真を外しておりました。では次からいきますよ。

 

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おっ、いた!温泉につかるおさるさん。

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引いていくと……あれ?入ってるおさるさんは一匹だけ?

ま、暑いもんねぇ……。東京よりは断然涼しいものの、この日は結構暑かったのです。そうそうお風呂入ろうとは思わないよね、人間でも^^;;

 

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それにしても、渋温泉の中でもさらに山の上にある地獄谷野猿公園。クルマで細~い道を上がっていった先、緑豊かなところです。夏だからよかったけど、雪道でこれを上がるのは怖いなあ。冬場はみなさんバスで行っているのだろうか。

 

いよいよおさるさんがいる、という入り口のところに小屋があるんですが、そこで印象的な写真があったので最後にご紹介します。

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歴代のボスの顔写真がずらり。って、こっちじゃなくて……

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この写真!すごくないですか……?

冬場、温泉につかっているおさるさんが、お湯の中でスマホを見ているのです!昔、こんなCMがあったよな~と思い出したり。


TVCM ソニー ウォークマン(1987)

 

このスマホを持ったおさるさん、隣の張り紙に書いてある通り、写真を撮ろうとした人間からスマホを奪い取ってお風呂に入っちゃったらしいんですね。上の写真にもあるとおり、人間がかなり近寄ってもここのさるたちは逃げませんが、手に持っているものを取られないようご注意を……!

 

というわけで渋温泉の地獄谷野猿公園、外国人観光客だけでなく日本人にもお勧めです。雪が降っていなくても、それはそれでいいものですよ。

☆地獄谷野猿公園(URL

信州・須坂で食べたホルモン焼きの店がとても素敵だった「みのり」

信州・須坂のおいしいもの話、その2。その1を読んだ記憶がないぞ、という方はこちらをどうぞ。

ayano.hatenablog.jp

 

宿(ゲストハウス)に到着したあと、隣町の小布施に行って八重桜&菜の花の風景を見たり、スーパーで買い物したりしてたら、夕飯がすっかり遅くなってしまいまして。ゲストハウスのご主人に聞いたところ、「須坂は夜が早くて、お店はほとんど夜八時に閉まってしまうんですよ。この時間から食べられるところというと何軒もないんだけど…」と教えていただいたお店が「みのり」。

「ホルモン焼きのお店です。椎茸がオススメだから絶対食べてくださいね!」と聞いてやってきたものの、しかし「小腹は空いているけど、ガッツリ焼き肉って気分でもないんだけどな…」となんて思いながら店の前に着き、「あれ?」と思ったのでした。


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ホルモン焼きというから焼肉店だと思ってきたんだけど、ここ、居酒屋なのかな…???

入ってみると、やっぱり雰囲気は居酒屋さん。靴を脱いでテーブを囲んで楽しそうに盛り上がっている酔っ払いグループが多いな、と思ってたら、カウンター席に案内されました。

カウンターの上には1人~2人用の小さなガスコンロ。まずはホルモンの中から二種類頼んでみました。ミノとかガツとかコブクロとかタンとか、定番系を中心に牛、豚のホルモンが並びます。カウンターの中で終始穏やかな笑顔のご主人が、仕込み済みのホルモンの重さを丁寧に測り、皿に盛り付けて出してくれます。
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上がシロ、下がジンギスカンだったかなぁ…?(うろ覚え) 一人前(420円~520円)のはずなんですが、どちらも結構量が多くて食べ応えアリ。うれしい。そしておいしい。

珍しいなと思ったのは、ここのホルモン、すごく上品な味付けなんです。焼肉店のホルモンって、大抵甘いか辛いかガツンとパンチの効いた濃い味付けだと思うんですが、こちらのホルモンはそういうのと全く違う、上品な薄味なんです(味が足りないということはまったくないです)。

一緒に飲んでたレモンサワーにはよく合うけれど、でも焼き肉屋のガッツリホルモン(味が濃いので喉が乾く系) とはまったく別の、なんというか「毎日でも食べたいホルモン焼き」。なんかイイ方に期待を裏切られた感じがする!


次はいよいよカンバンメニュー。お店の名を取って「みのり焼」といいます。こちらも上品な薄味に味付けした豚ホルモンと、玉ねぎがたっぷり漬け込まれた料理です。みのり焼きはコンロの網を鉄板に替えて、鉄板の上で炒めていただきます。


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こんな感じ(写真は二人前)。かなりボリュームありますよね。しかも1人前420円。や、安い。


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辛いのが好きな方はお好みで、というわけで青唐辛子の味噌和えを追加注文、80円だったかな?(いちいち安い)明らかに手作りだな、というおいしい唐辛子味噌です。ああ、コレでお茶漬けしたい……。 


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焼き上がるとこんな感じです。

食べてびっくりしたのは、ホルモンが柔らかくぷりぷりしていてまったく臭みがない上に、たまねぎが甘~くておいしいこと!生姜焼きの肉をホルモンにして、しかもものすごく上品に仕上げたような感じ。焼き肉屋さんで普通出てくるようなものではないのでかなりビックリです(しかも安くておいしいし←しつこい)。 


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ゲストハウスのお姉さん推薦のしいたけも食べてみました。確かにこれは旨い!塩を振っただけでしいたけの味そのものを楽しみます。ジューシーだなあ、おいしいなあ。 


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壁に貼られている、ホルモン以外のメニューもおいしそうなんですよ。「馬刺し」と「しめさば」を注文してみました。

どちらもおいしい!!!特に驚いたのは馬刺し。赤身のしっとりした肉質。これはなかなか食べられるレベルではありませんよ……!

 

以上のメニューを食べて一杯ずつお酒を飲んで(前の日記に写真を貼った、「直虎」をゲストハウスに戻ったあと飲むためです。ふふふ) 、一人2500円。安かった……!カウンターの中にいるご主人と話しながら飲んでいたんですが、このご主人がまたかなり人柄の良さそうな。次回は須坂の話をもっと聞きたいな。

ホルモン焼きの店、というイメージをいい意味で裏切ってくれる居酒屋さん「みのり」、かなりおすすめです。

「みのり」 http://www.minoriyaki.com/shop/info.php

信州・須坂でおやき食べ比べ

ゴールデンウイーク、長野&群馬で温泉ハシゴツアーに行って参りました。初日に泊まったのは、須坂(すざか)市。小布施のお隣の街です。須坂には「遠藤酒造場」という造り酒屋がありまして、そこの「どむろく」というどぶろくが大好きなんですよねぇ……(うっとり♡)。写真は目下イチオシらしいお酒「直虎」です。
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で、今回はその遠藤酒造場の斜め向かいにある「」というゲストハウスに泊まったのですが、そこで須坂のおやき屋さんを二軒教わったので、食べくらべてみましたよ、というお話です。

鈴木蛍雪堂

一軒目は「鈴木蛍雪堂」。和菓子屋さんでおやきも売ってる、という体なんですが、お店に入るとおやきがズラリ。八種類くらい置いてあったと思います。

パッと見たときに、表面がでこぼこしていているのが印象的なおやき。水分多そうな皮にラップがピッタリ張り付いていて、触るとほんのりあたたか。朝九時くらいに買いに行ったから、まだ出来立てだったのかもしれない♪

どのおやきもおいしそうで&種類がたくさんあって迷う迷う。さんざん迷った末に選んだのは、この3つ。

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持って帰ってくるまでに冷めちゃったので、レンジであたためなおして食べました。おおお、うんまーい!!! 

野沢菜、にらキャベツ、丸大根、どれも具がジューシーで、しっとりむっちりした皮がうっすら外を覆っているものの、主役は中の野菜という感じです。はぁ、野菜おいしい…。

特に印象的だったのは「丸大根」。厚さ二センチくらいのふろふき大根が丸ごと(!)と、たっぷりの信州味噌が塗ってあります。食べるとじゅわーっと大根のおいしいおつゆが…インパクト大です。はぁぁ、おいしすぎた、断面写真を撮っておけばよかった(笑)。


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季節的にこちらも(こどもの日直前だったんで)。むっちりした皮に、甘さ控えめなこしあん。こちらもボリューミーで美味しかったです。

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店構えはこんな感じ。

 

●つたや本店

もう一軒、違うお店でもおやきを買ってみましたよ。「つたや本店」
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こちらも「和菓子屋さんでおやきも売ってる」系なのですが、より和菓子が主力な印象。でもおやきはいっぱい種類があって、お願いすると奥から出してきてくれます。 

食べてみると、鈴木蛍雪堂のおやきに比べて、こちらは具よりも皮が主力という感じ。重曹で膨らませた田舎饅頭の中身が野菜になってる、という感じです。


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あ、メニュー撮ったらブレてた……。定番ものは一通りそろっていて、あとは「かぼちゃあん」「そら豆あん」「ずんだあん」など、甘いおやきが得意な印象。確かに私が食べた三つの中でも「かぼちゃあん」が一番好みだったかも。

こちらのお店は和菓子のバリエーションもすごく多くて、いろんなお菓子が買えます。買わなかったんですが、気になったのは「こねつけ」というお菓子。残りごはんに小麦粉を混ぜて、中に信州味噌を包んで、油を引いた鉄板やフライパンで焼くものだそう(参考)。お店の方に説明を聞いてナットクです。そういえば、昔、長野出身の人にそういう節約おやつがあるって聞いたことがあったなあ。北信地方のおやつなんでしょうね。


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お店の外観はこんな感じです。

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さらにこの他にも実はツルヤ(長野のスーパー)でもおやきを買って食べたんですが、3軒全部全然違う味でした。わたしの好みとしては、「鈴木蛍雪堂」のほうが好きかな。どれもおいしかったけど、やはりあの丸大根のジューシーさは感激だった……。

 

長野名物のおやき、あちこちで作ってますが、お店によって全然味が違うから楽しいですねえ。改めて食べ比べてみると、定番の具のものでも味がかなり違うなと気がつきました。思いのほか違うのは「皮」。今回はどちらも和菓子屋さんだったから余計なのかもしれないけど。

 

そうそう、長野のおやきといえば前に書いた、鬼無里の「いろは堂本店」の話もぜひどうぞ。焼きたて、めっちゃおいしかったなあ……思い出すとニヤニヤしちゃいます。

ayano.hatenablog.jp

 

長野・須坂の話、続く。 

池袋の超人気火鍋店を初訪問@海底撈火鍋

日本に上陸したころからずーっと気になってた火鍋屋さん「海底撈火鍋」。中国人にめちゃくちゃ人気ということで、一度いってみたかったんですが、全然予約が取れなくて……。ちょっと前の話なんですが、ようやく池袋の海底撈火鍋に行けたので(中国語ペラペラのお友達が予約を取ってくれた)、その話を。

 

チャイナタウン化が止まらない池袋北口~西口エリア。海底撈火鍋もその辺にあるのかなと思いきや、逆側、池袋西武のほうから出た東口エリアにありました。意外だ。雑居ビルの中に入ると、思いがけず洗練された、吹き抜けの空間が。ビルの5~6階、二階分をぶちぬきでお店に使っているんですね。


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こんな感じ。写真は暗いけど、実際にはもっと明るい感じです。中に入ってみると思いがけず広く、吹き抜けの天井が開放感あり。

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女性三人でテーブルについたら、メガネ&スマホ拭きと髪の毛を留めるゴムを全員にくれました。親切!

 

 テーブルに据え付けられたAndroidタブレットでオーダーします。鍋のスープは1色、2色、4色から選べるので4色を選んでみたところ、「田」の字に仕切られた火鍋が登場。こんなの初めて見た!


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セットメニューもあるんですが、この日はアラカルトで食べたい具材をいろいろ注文しました。火鍋店としてはオーソドックスな具材はなんでもそろってるという感じでしょうか。

具材もいろいろあるんですが、特筆すべきは「たれコーナー」。中国式火鍋の店だと「たれは自分で調合してね」という店が多いんですが、ここはそのバリエーションがハンパない!見てください、こんな感じ。 


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手前の丸いのは全部たれの材料。18種類あったかな?右の注ぎ口がついたボトルも全部そうです。

あまりに種類が多いので、どうしていいか分からない人向けに、お店の「おすすめタレ調合」を書いた看板も貼ってあります。「(1)+(9)+(18)+辣油」みたいな感じ。タレを作るの、けっこう楽しいw


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看板に従って、オススメタレを2種類調合してみました。どちらもおいしい!手前はごまだれみたいなんだけどもっと複雑な味。奥のタレもちょいピリ辛でおいしいです。 

 

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というわけで、タレができたら火鍋開始。 

具材の質はかなりいいです。羊、豚などの肉はどれもおいしかったし、エビ団子って普段それほど有難みを感じないのに、ここのは「うまっっっ!」と感嘆の声が上がるくらいおいしかった。おそらくエビ団子、新鮮なエビをすりつぶしたすり身そのまま(つなぎは入っていたとしても最小限)だったと思います。

肉も野菜も練り物もおいしかったなー。あまり業務用冷凍食品を使ってないんだろうな、という感じでした。

 

で、ですね。味が美味しいところまではまあ驚かないんですけど、ここ、エンターテインメント要素がかなりいろいろあるんですよ。例えば。


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しばらくしたら、京劇の格好をした人が登場(練り歩いて去って行った。仮面がクルックルッと変わるのが見どころ)。

 

必ず頼んでほしいのが手延べ麺(正式名称忘れた)。なぜならこんなパフォーマンスが見られるからです……!動画必見よ。

【動画】池袋に火鍋を食べに来ています。手延べ麺のお兄さん、すごい運動量!1日百回くらいこれをやるそうです。お、お疲れさま…(驚)

 

 

無印良品のスニーカーが安くて可愛い、のだが…。

お題「ムダ遣い」

ブログに書きたいネタはいっぱいあって、実は下書きも溜まりまくってるんだけど、いま手元にパソコンがないから、調べ物や写真加工が必要なブログは書けないなぁ…ということで、スマホでちゃちゃっと書けそうなネタを。しかも珍しく「今週のお題」に沿って書いてみる。最新の「無駄遣い」についてです。

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

長らく愛用していたコンバースのハイカットスニーカーがどうにもヨレヨレになってしまって、少し前から新しいスニーカーを物色してたんです。愛用してたスニーカーは、何年も前の限定モデルでその後は出ていないため、同じものを新品で買うのはほとんど絶望的。

ある日、ネットでそのスニーカーにちょっと似てるものを見つけて、値段も安かったので迷ったけど買ってみました。ちょうどその靴屋さんは在庫入れ替えのセールだったみたいで、値段が安い代わりに返品不可。

届いたものをワクワクしながら開けてみたのですが…箱の中からでてきたのは、似ても似つかないシロモノでした。黒のハイカットスニーカー、紐も黒で、内側にファスナーあり。要素を書き出せば似てるけど、実物を見るとまるで別物。全体的に有り得ないくらいずんぐりむっくりしてて、履いた足が巨大に見えるし、何より安っぽすぎる。やってしまった、これはないわ…。

 

で、思い出したのが一年くらい前に読んだ、「無印良品のスニーカーは、オールスターの不満点を解消した逸品」という記事。https://nikkan-spa.jp/834017

気になって無印良品に見に行ったところ、無印のスニーカー、確かにかなり可愛いんですよね。ハイカットもローカットも、CONVERSEをパク…もとい、よく研究して、似せて作ってある。しかも2900円程度と値段も超~お手頃。CONVERSEの半額以下です。

しかも売り場に行くと、「人気商品なので、履きやすさにこだわって、インソールを改良しました」との謳い文句まで。ハイカットスニーカーはまた後日探すことにして、まずはローカットスニーカーを買うことにしました。

ホントはブラックが欲しかったんだけど、欲しいサイズは売り切れてたので、普段なら履かないような「赤」をチョイス。なにしろCONVERSEの半額以下。気に入ったらまた色違いを買えばいいや…というわけで買ったのがこのスニーカーです。可愛いですよね♡


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購入した翌々日、さっそく下ろして旅行に履いてきました(ゴールデンウイークだし!)。ドライブ旅行だからそんなに歩き回らないし、新しいスニーカーでもいいだろう、と思って履いてきたのですが…い、痛い、足が痛いよ~。゚(゚´Д`゚)゚。 

最初に痛かったのは右足。タン(ベロ)の部分が折れてみたいで、足の甲に当たる感じがすごく不快…。あちこち引っ張ったり伸ばしたりしてるうちにようやく足に合うようになり、痛くなくなりました。

でも、今度は左足の親指がなにかに当たって痛いんです。じっとしてればいいんだけど、歩くごとに痛くって、楽しい気分が台無しに。昨日今日と痛いのを我慢して歩き回ってたらだいぶ慣れて来たのですが、歩き回る日にはとても履いて行けそうにありません。ううう、スニーカーでこんな思いをしたのは初めて…。無印が自慢する(?)インソールも、別に良いと思えないんですよねえ。困った。

無印良品では、左右の靴が紐でつながれて、プラスチックのハンガーに掛けられ、柱にずらっと陳列されて売られています。取り出して試しばきはできるけど、左右が繋がれてるから歩いてみることはできないし、そもそも靴を試していいものなのかどうかも微妙な雰囲気で。それでも無理やり試しばきしてサイズを確かめ、念のためちょっと大きめのサイズにしたのにこの仕打ち。

 

そんなわけで、新しいスニーカーでやってきた旅行なのですが、足の痛さが辛くって。今日はイオンに寄って黒いスニーカーを買ってしまいました(今度はPUMA、お値段もそれなりのものを)。ちゃんと試しばきしてお店の中を歩いてみたので、今度は大丈夫…なはず。多分。

 

二足続けてスニーカーで無駄遣いをしてしまい、「ネットで靴を買うのはやめとけ」「試しばきできない店の靴もやめとけ」と自分を戒めることになったのでした。私は割と人の口コミを信じやすいほうで、普段はそれでいいことが多いんだけど、靴みたいに合う合わないが大きいものは、必ず自分でも試してみないと駄目ですね。学習した。

 

…と言いつつ、こんな記事を読んでしまって、GUのメッシュスリッポンが気になってしまっている私なのでした。ああ、二回続けて無駄遣いしたのに、やっぱり学習できてないかも…。orz

ユニクロvs無印良品vsGU、スニーカーを30~40代が買うならどれ?」→https://joshi-spa.jp/508643

 

 

広島でおいしいお好み焼きを食べました@麗ちゃん

ちょっと前の話なんですけど、仕事で広島へ行ったんです。「せっかく広島に行ったんだからおいしいお好み焼きを食べたいな」と思い、地元の人にオススメの店を聞いたのでその話を書こうかと。はい、完璧に覚書ですw

 

仕事だからあまり駅から遠くないほうが有難いんだけどな……と思っていたら、そのオススメ店はなんと駅直結のビルの中にありました。有難い! 

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 お店の名前は「麗ちゃん」。のれんに大きく描かれているので間違いようがないです。分かりやすい!

 

メニューはすべて野菜、豚、卵入り。麺有り麺なしを選べて、麺はうどんか焼きそばかと選んで注文します。

この日、私は妙にチーズが食べたい気持ちだったみたいで……

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モッツァレラチーズ そば入り」1020円。手際よく焼かれたお好み焼きはソースもキャベツも甘く、まずいわけがない!おいしい!チーズもめっちゃたっぷりです。

……でも、普段そんなにチーズを大量に摂取しない私は半分くらいでツラくなってしまったのでした。もっとアッサリしたのにすればよかったな、って、次回またここへ行ったときの為に自分メモしておきます^^;;  周りを見ていると、「生イカ」「生エビ」、そして冬季限定の「生ガキ」などの海鮮シリーズが人気みたいでしたよ。

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メニューはこんな感じ。

このお店、大変な人気店でお店の前にズラーリと行列ができているため、ここでお好み焼きを食べようと思う方は少し余裕を持っていったほうがいいでしょう。私も20人くらいの行列に並びました。人は並んでいますが、回転は悪くないです。

上述のように広島駅直結の「アッセ」というビルの中にあり、アクセス最高です。実はアッセのこのあたりはミニお好み焼き村みたいになってまして、このお店の他にも何店舗かお好み焼き屋さんがあります。でも、他のお店はそうでもないのに、ここだけめちゃくちゃ混んでいるんですよね。 

……あ、大事なことを書くのを忘れていました。 ここのお店で使っているソースは、オタフクソースではなくて「カープソース」(毛利醸造)というソースです。「広島に行ったらおいしいお好み焼きが食べたい!」という方はぜひどうぞ。

nttbj.itp.ne.jp

☆麗ちゃん 広島県広島市南区松原町2-37 広島駅 ビル アッセ2F TEL:082-286-2382(予約不可) 営業時間:11:00~22:00、休みはアッセに従う

早起きできない人のための築地ツアー

東京の東側に生まれ育ったわりに、ぜんっぜん知らない町、それが「築地」。特に築地市場にはすごーく興味があるものの「早起きして行くのは大変だし、詳しい人と行かないとどこに行って良いすら分からないし……」と敬遠しているうちに、築地が移転するとかしないとかという話になってしまいました。

築地市場豊洲に移転しても、移転するのは場内だけで、(一般の人が行く場所である)場外市場はそのまま築地に残るそうなので、そんなに焦らなくてもいいよとはいうものの、これを機に閉めてしまう店も多いとのこと。「やっぱり、行っておきたいなあ……でも早起きするの大変……」なんて思っていたある日、超久しぶりに喰い倒レディことyutouchさんに会えることに♡ yutouchさんが築地でお昼を食べると聞いてご一緒することにしたのでした。

集合時間はお昼の12時、場所は築地場内の正面入口、落とし物の告知ボードがあるあたり。そう、こんな時間からでも築地市場は楽しめる!というわけで以下、yutouchさんに教えてもらって「昼の築地」を楽しんだ記録です。

●磯野家で牡蠣めし
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連れていってもらったのは、「磯野家」。市場のおじさんたちの胃袋を支える、観光客は間違いなく見向きもしなさそうなお店です(笑)。建物の一階は磯寿司というお寿司屋さんで、磯野家は階段あがって二階。なんでも、磯野家で一階のお寿司を頼むこともできるそうですよ。

で、なぜ磯野家さんに来たかというと……コレ!牡蠣めしです!


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このお店だけでなく、築地で牡蠣がおいしいのは4月の末まで。この牡蠣めしも四月のうちに食べにいかないと……!ということでやって参りました。

醤油で煮た牡蠣のエキスがしっかり染み込んだごはんが実に旨~い!上にぱらりと散らされているのは、ゆずの皮の千切り。濃厚だけどくどくない牡蠣めしに、ゆずの香りが爽やかですごく良い相性。これはおいしいわ~♡ 


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築地の中のお店だし、一階がお寿司屋さん なんだから当然お魚もおいしいわけで。他のお客さんが頼んでいるボリュームたっぷりのミックスフライ定食(日替わりだったのかも)が気になりつつも、ブリとカツオの盛り合わせの刺身定食にしてみました。普通は白いごはんのところを、牡蠣めしに変更。

しかし、このお店のもう一つのオススメはというと……


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帆立のうま煮焼きそば。焼き付けてちょっと焦がした麺の上には、たっぷりのホタテ貝とたっぷりの青梗菜が入ったおいしいあんがたっぷりかかっています。あんに帆立の出汁が出て実においしい!あんは固めなので、麺に絡めて残さずいただきましょう。

というわけで、四月末までの おすすめメニュー、牡蠣めしを堪能したのでありました。あっ、そうそう、通な情報を。この牡蠣めし、お持ち帰りもできます!冷めて味が落ち着いたほうがおいしいという説もあり、テイクアウト、オススメです。

●「小田保」ランチは次回のお楽しみ、ってことで
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磯野家さんを一歩出るとこんな感じ。 


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築地らしい雰囲気! 


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もう一つランチの候補だったお店が、「小田保」さん。フライがメインのお店ですが、まぐろのぶつもおいしいのだそう!次はここに行ってみよう。うむ。

●ピッカピカ!築地魚河岸 

次に立ち寄ったのは「築地魚河岸」。2016年11月にできたばかりの中央区の施設です。


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 「築地市場移転後も築地の活気とにぎわいを将来に向けて継承するため、中央区が設置した、仲卸を経営母体とした小売り店約60軒が入居する生鮮市場」とのこと。朝5時から9時まではプロ向けに営業するので、一般の方は午前9時以降に入ってね、だそうです。ここ、まだ観光客に知られてないみたいで穴場ですよ! 

 
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一階はお店がずらっと並びます。魚、貝、野菜、乾物……などなど。魚、安くておいしそうなのがいっぱいあって、買って帰りたかったなあ。クジラベーコンとかも売ってましたよ。あ、生牡蠣もあった!すぐ食べられるようにむいてバラ売りしてくれるんです。でも、ここの一階は「食べ歩き禁止」の札が出ているんです。どうするかというと……


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上の階に上がる!ここで食べればよいのです。屋上はさらに知られていないみたいで、空いてます。穴場~。で、ですね。二階がフードコートみたいになっていて、ここもまた穴場なんですよ。 


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さりげなく有名店が入っています。ここは何のお店かというと……
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鶏料理で有名な鳥藤!場外にもお店があるんだけど、ここのほうが空いてるはず。 ここの蒸し鶏ごはん、一度食べてみたいんですよね~。次築地に行ったらたべよう。


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築地魚河岸、建物が2棟になっていて、渡り廊下でつながっています。渡り廊下からの景色はこんな感じ。築地魚河岸について詳しくはこちらをどうぞ。三階のキッチンで肉や魚の調理講習会をやっていて、行ってみたくなりました。 

www.tsukiji.or.jp

 

●「築地にっぽん漁港市場」で、東京以外の市場の魚も買えます 
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次に立ち寄ったのは「築地にっぽん漁港市場」。築地市場は東京の誇る魚市場でありますが、 ここに来れば北海道とか高知とか各県の魚屋さんの商品を買えるのです。立ち飲み屋さんぽいお店も気になったので(熊本のお店みたい)、次はここもゆっくり見たいな、と。

このあとは場外の飲食店が並ぶあたりをてくてく。有名なラーメン屋さんとか、煮込み屋さんとかがあるあたりです。オープンは早朝ですが、ランチが終わる13:30まで営業しているお店が結構多いんですね。早起きができなくても、ランチに間に合うように来れば、築地ってけっこうお店開いてるんだ、というのは今回の大きな発見。このあたりのお店は、豊洲移転後も築地で営業するそうですが、オーナーが高齢のお店なんかは閉めてしまうという話なので、気になるお店は早めに行っておこうと思いました。

●ターレットコーヒー

築地ぶらぶらツアー、最後はおすすめのカフェへ。ターレットコーヒーという小さなお店です。名前のとおり、お店の中にターレットが!
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 狭い店内にターレットが一台ぎゅっと入っています。ホットラテ&アイスラテを並べてぱちり。


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ラテ、とってもおいしかった!
お店出るとき、私たち以外ほかのお客さんは全員西洋人でした。築地は外国人のお客さん多そうだなあ。お店の人、英会話とか勉強してたりするのだろうか。 

 

●おまけの弁当

築地ツアーの帰り道、お土産にお弁当を買って帰ったのです。上でも書いた「鳥藤」のお弁当、800円。お弁当のふたを開けるときからときめきます。うっとり♡
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蓋からしてたたずまいが素敵。鳥一筋百年ですよ!蓋をあけると……
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あっさり味のそぼろ、冷めても柔らかくジューシーな鶏肉(多分、むねともも)。そして細かくカットして甘辛く煮付けた鶏肉は脂の乗った部分。いやぁぁぁぁ、めっちゃおいしいよ……実はこの時、あんまりお腹空いてないなと思いながら食べ始めたのですが、 一口二口食べたら止まらなくなってました。う、うまい!

冷めてもおいしい弁当ですが、レンジでちょっと温めると、特に細かくカットした鶏肉が良い感じに脂がジューシーでたまらんうまさです。鳥藤でお弁当テイクアウト、超おすすめ! 

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

そんなわけで、お昼集合でランチを食べに行く築地ツアー、意外にも結構しっかり楽しめたのでした。ガイドしてくださったyutouchさんに心から感謝!!

あー、どれもおいしかったし楽しかった!なので近いうちにまた築地に行こうと思っています。次行くときは、朝10時集合でもっと楽しむぞ~~!(やっぱり早起きはしないらしい……w)

創業1909年!老舗の鶏鍋屋『鳥栄』は徹頭徹尾シンプルで古風な店だった@湯島

湯島の駅近く、岩崎邸のちょい裏くらいにある、老舗の鶏鍋屋「鳥栄」。ものすごい有名店で、なかなか予約が取れないお店です。行ったのは実はずいぶん前なんだけど、お蔵入りさせるのももったいないので、写真を掘り出して書いてみます。 

 

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木造二階建ての日本家屋。創業1909年だそうです。さすがに創業時のままってことはないと思うけど、外観からして風情あるなあ。神田のあたりにはこの手の建物も時々残っているのですが、湯島界隈だとあまりないんですよね。

今回は友達が予約してくれたのに参加です。案内されて、二階へ。畳敷きの部屋に入ってびっくり。

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えっ、囲炉裏に炭並べて鍋料理……?!思わずびっくりして写真撮っちゃった。 

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炭の上には、思ったより小さな薄い鉄鍋がかけられています。水に近い色のスープで煮るのは、若鶏の胸肉、モモ肉、モツ、ハツ、砂肝、肝臓……って言ってたかな。あと豆腐とネギと。私このとき遅刻してしまったので、食べかけ写真でごめんなさい。 

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鍋でサッと煮た肉を、シンプルに大根おろしと醤油で食べます。お好みで山椒(七味唐辛子だったかも?記憶が……)をパラリ。もっと凝った味付けなのかと思ったら、ストレートに鶏の味をあじわう鍋で「なるほど、こういうのなんだ~」と感心。 

さて、鳥鍋のメインイベントはまだこれから。 

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じゃじゃーん。名物「鶏団子」です。上が出てきた状態、下が団子を鍋で煮ているところ。要は鶏つくねですが、上の写真で分かる通り、ものすごーーーーーくなめらかなんです。鶏団子と同じく、非常にシンプル。つなぎは卵しか入ってなくて、ひたすら包丁で叩いてこの状態までもっていくんだそうですよ。滑らかになるまで、ひたすらにトントントントン。

スプーンですくって、鍋に投入すると、ふんわりとした鶏団子がどんどんできていきます。こちらもさっぱりとシンプルにいただきます。

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最後にでてきたごはんとおしんこ。ごはんには鶏スープをかけてサラサラッといただきます。お、おいしい……!徹頭徹尾シンプルな鶏鍋を堪能しました。 はぁ、おいしかった!連れて行ってくれた食通の友人に感謝。

 

ところでこのお店、上述の通り「炭火で鍋」なんです(部屋の全景を撮っておかなかったことをものすごく後悔……)。私が行ったのは冬の寒い日だったので楽しくいただきましたが、エアコンなんてついていない昔ながらの日本家屋。真夏だと「エアコンなし、窓開け禁止、そんな中で炭をくべて、滝汗流しながら鶏鍋を食べる」ことになるそうです。なにそのマゾっぷり……でも私そういうの嫌いじゃない……w

夏に行くとどうなるか、詳しく書いてる方がいらしたのでリンク貼っておきます。いやぁ、江戸文化を平成の世に伝える、貴重なお店だなあと思いました。ほんと、「鬼平犯科帳」あたりに出てきそうなお店でしたもの。

ameblo.jp

お店の詳細はこちら↓ ↓

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こんなの初めて(はぁと)なホルモンを銀座で食べた@王十里

神奈川県民が愛するハンバーグを食べに行くはずだったある夜、何がこうしてああなって、何故だか「ここのホルモンは本当に旨いよ」とグルメなおじさまが太鼓判を押す焼き肉屋に行くことになりました。

場所は東銀座、店の名は「王十里(おうじゅうり)」。銀座で焼き肉なんて、いくらあれば足りるのだろうか…と内心ドキドキしながら二階席へ。

 

まずはポッサムキムチと、「ここでは僕、これしか肉頼んだことない」という「特上ホルモン」と「特上ミノ」を注文。

左がホルモンで、右側がミノです。この二つはちょっと変わっていて、メニューに「上記2種は、合わせて2人前からのご注文をお願いします。また、初回のみの受付となり、追加のご注文はお受けしておりません」と書かれていること。

 

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どどーん。写真だとサイズ感が分からないかもしれませんが、なにしろ太い&大きい。ものすごい存在感。今回は4人で行ったので、それぞれ4人分ずつ注文しました。つまりこれで8人分ってこと。

他のメニューは普通に客が自分で焼くのですが、この二つだけはお店のお姉さん(赤いチマチョゴリを着ていて大変カワイイ)が丁寧に焼いてくれます。


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コロコロ…じゅうじゅう…

見ているうちに特選ホルモンは人の指かなにかに見えてきますが(指にしては太すぎるけど)、指が焼かれていると思うと怖いのでそれ以上考えないようにする。

お皿で出てきた時には感嘆の声を上げてしまうほど太いホルモンだったのですが、焼いていくうちに細くなっていきます。フランクフルトがシャウエッセンになったくらいの感じ。


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じゅうじゅう…チョキチョキ…(ハサミでミノを切る音)…じゅうじゅう…

 

結構な時間と手間をかけて、焼き上げられたホルモンとミノを食べてみました(かわいいお姉さんが小皿に取り分けるところまでやってくれます)。ぱくりと食べると、口の中に甘さがほとばしる!うわ、うんまああああああああい!そして、甘あああああああああい!

肉汁というかホルモンの脂がジューシーで、思わず「こんなの初めて…(ぽっ)」と呟いてしまった私であります。なにこれ、めっちゃおいしいんですけど。

ハサミでチョキチョキといえばこちらも。ポッサムキムチ、こちらも大変美味。
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もうちょっと食べられるね、ということでハラミも注文。

 
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こちらはホルモン&ミノとちがい、塩コショウだけでさっぱりといただきます。うん、これも美味しい。でもホルモン&ミノほどの驚きはないので、余力があったら注文という感じで良いと思います。


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ビビンパと冷麺。冷麺はスープを凍らせた氷を作っているので、溶けても水っぽくなりません。細くてコシのあるおいしい麺だったなあ。でも、ちょっとお酢をかけたくなったかも…… 

 

そんなこんなで、「こんなの初めて!(はぁと)」と思わず声が出てしまうくらいおいしい、これまでに食べたことない美味なるホルモン&ミノに大満足でお店を出ることになったのですが、お会計のときにもう一度びっくり。お会計、一人1万4000円くらいだった…。普段私が行くホルモン焼きやさんって、ちょっと飲んでも一人3000~4000円くらいなんですよね。

「さすが銀座で焼肉だ……銀座、恐ろしい街……でもホルモンめっちゃ旨かった……」とおののきながら家に帰ったのでありました。王十里、銀座に2店舗あります。高いけどめっちゃおいしいので、よかったら行ってみてください。

 

☆王十里  東京都中央区銀座4丁目8−11 善隣ビル TEL: 03-3538-5866 営業時間:17:00~24:00(日曜と年末年始が休み)

近所にある支店↓

王十里 サランチェ

食べログ 王十里 サランチェ