ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「お泊まりでホテルサウナ」を初体験した話@センチュリオンホテル&スパ上野駅前

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~今回のブログは、今年の8月頃に書き留めたメモをベースに加筆したもの。なので、8月の話になります~

 

「StayHomeを続けて早何ヶ月?思えば私、今年の正月に台湾から帰ってきて以来、家のベッド以外で寝たことあったっけ……。」

  ずーーーーーっと家にいて煮詰まったわたくし、ついに今年初?のホテル宿泊を決意しました。GoToトラベルで東京が外されている昨今なんだもの、都民は都内にいれば迷惑かからないよね!と選んだ宿泊先は、「センチュリオンホテル&スパ上野駅前」(サウナリゾートオリエンタル上野という名前でも出てくるんだけどどっちが正式名称なのかな)。まさか、東京の東側のホテルに泊まる日がくるとは思わなかったよ……上の写真は公式サイトからお借りしました。

ここを知ったのは、『湯遊ワンダーランド』のまんきつさんと担当編集者さんの対談記事がきっかけ。ホテルサウナって初めてだったんですが、めちゃくちゃいいじゃないですか……!すっかりハマりました。

 

www.hotpepper.jp

ドライサウナの広さ、熱さはちょうどいい感じ。結構頻繁に動き出すオートロウリュも良い感じに温度が上がってありがたいです(テレビはなくてもいいかなあと思うけど)。

水風呂も女性用のサウナにしては広い方。そのままでもキリッと冷たいですが、ボタンを押すとゴゴゴゴゴゴとジャグジーが動き出し……うわっ、冷たい!!

お風呂の形自体はシンプルなれど、背後にボタンがあって、ジャグジー&ジェットをボタンで好きにONできる方式。これ、いいですねえ。

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久しぶりに「滕記熟食坊」へ。2月半ばの西川口の街はいつになく静かだった

2月半ば、友人達と西川口の「滕記熟食坊」を久しぶりに訪問。大きなテーブルにビルトインされた巨大中華鍋で、お店の人が調理してくれるのを眺めつつ、鍋といっしょに、鍋肌で焼かれたとうもろこしパンを食べるという、中国東北地方の農村の家庭料理を楽しめる珍しいお店です。

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やかんから出汁をジャーッと。このやかんもまあまあ大きいのです。ビルトインされた中華鍋がいかに大きいかが分かるはず……

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鍋肌で人数分のとうもろこしパンを焼いて食べるのです。

鍋がやはりメインになりますが、鍋以外の料理もおいしいんですよね~。毎回いろんなのを試してみるんですが、どれも外れなし。

去年2号店もできたんですが、私はこちらの本店のほうが好きで、ついつい本店にばかり来てしまいます。

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ベトナム料理「バンブー」のコースが、安すぎ旨すぎでびっくりした話@赤羽

赤羽にお出かけしたある夜。ふらっと入ったベトナム料理屋さんがとってもおいしい上にちょっと心配になるくらいお値段安かったので写真でご紹介。「バンブー」というお店です。

以下、「Bコース1980円」のお料理です。すごい、ベトナム料理店に行ったら食べたいものはほとんど全部&初めて食べるものも出てきたよ。。。

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揚げ春巻と蒸し春巻。写真撮り忘れましたが生春巻も出てきました

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青パパイヤのサラダとえびせん

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鳥焼き特別(とメニューに書いてあった)

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ちまき

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バインセオ。2人分と思えないくらいたっぷり!

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フォー(牛肉)

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フォー(鶏肉)

生春巻の写真だけ取り忘れましたが、以上すべて1980円のコースに含まれるお料理(2人分)。バインセオは3-4人分かな?というくらいたっぷりだし、最後のフォーも1人ずつ大きなボウルで出てくるサービスの良さ。

「安いコースだし、足りなかったら追加しよう」なんて言ってたんですが、おなかいっぱいになってしまってとても無理でした。となりのテーブルではベトナム料理が初めてという年配の夫婦が「おいしい!あなたこれ、安すぎるわよ!もっと高くしないとだめよ!」とお店の人に言ってたくらい(笑)

 

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ハラル、しかも、羊パラダイス!「アリヤ清真美食」@池袋

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羊串肉

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先日、池袋の「アリヤ清真美食」というお店で食べたお料理の数々が、ハラルかつ羊パラダイスでしかもかなりリーズナブルだったので写真をシェアしますね。

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2020年のミールス初めは、アーンドラキッチンの豪華ランチでした@御徒町

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2020年のミールス始めは、御徒町のアーンドラキッチンで。

豪華~!カレーもラッサムもサンバルも美味しい~!前はランチは日本米だったのが、いつの間にかバスマティライスになってたのもうれしかった💕

ここ数年、東京でミールスを食べられるお店がすごく増えたけど、私自身はエリックサウスに行くことが多すぎて(職場から近い)、ほかのお店に行く頻度がむしろ減っていたので、久しぶりのアーンドラキッチン、めっちゃ堪能しました。

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アーンドラキッチンに行った数日後、2020年ミールス二食目は京橋のダクシンで。

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台湾南部の旅、「豚足の町」に行く~萬巒豬脚街(屏東県)

年末年始、10日くらい台湾南部にいました。高雄&台南をぶらぶら。これまでにも何回か行っているので、観光らしいことはせず、ひたすらのんびりしたり、おいしいものを食べたりするだけの怠惰な旅。

とはいいつつ、何回か(ちょっと)遠出をしたのでその話を書こうかと思います。夕方に成田を出る飛行機で、夜、高雄空港に到着。空港の近くで一泊した翌日。高雄県お隣にある屏東県へ向かいました。潮州という町の近くに、「萬巒」という豚足専門店が立ち並ぶエリアがあるのです。

台湾では豚足のことを「豬脚」といいます。それでは豬脚の町・萬巒の話、スタート。


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右の地図で、青い斜線で囲ってあるのが屏東県。萬巒の町は、赤いポイントが付いているあたりにあります。

台鐵の高雄駅から特急自強号で35分、各駅停車に乗り換えて一駅「竹田」という小さな駅で下車しました。日本統治時代の古い駅舎は保存され、雑貨店&簡単なカフェみたいになっています。

実は竹田の駅前には「池上一郎文庫」というアジア最南端の日本語図書館があり、日本語の蔵書を揃えています。今でも日本語が話せる台湾人の方がここの図書館に集まったり、ボランティア(多分)で運営をしているそうなのですが、私が行ったときにはあいにくお昼休みで閉まっていました。

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竹田駅。昔の駅舎が保存され、その上に新しい駅が作られています

 

竹田駅から萬巒まではちょっと距離があります。歩くのは無理。タクシー……と思ったけど、駅前を見た感じとてもそんなものがいるはずもない。駅舎カフェのご主人にタクシーを呼んでもらって、萬巒の町へ向かうことにしました。やってきたタクシーは黄色くなく、普通のクルマ。40代くらいの女性が運転する、要は白タクでした(笑)。

車で10分以上走ると、左右に猪脚専門店が林立する街に到着。おおお、ここかー!本当に、右を見ても左を見ても豬脚を出すレストランが並んでいます。すごいなぁ。食事は店の中で食べるのですが、店の前で豬脚を煮ているので、あちこちに豚足の山ができています。テイクアウトで買って帰る人もたくさんいましたよ。

 

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萬巒の町はこんな感じ。右を見ても左を見ても豬脚のお店ばっかり!

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店頭はこんな感じ。どこも賑わってます

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店頭(外)にはよく煮込まれた豚足が山積みになった鍋がどどーん。写真だと分かりにくいですが、これめっちゃ大きいんです!

 

●萬泰猪脚大王

まずは白タクの女性運転手さん一押しの店「萬泰猪脚大王」に入りました。豬脚専門店はもともとは客家料理の店らしく、豚足料理がウリではあるのですが、メニューを見るとほかの料理もたくさんあります。とはいえ我々はたったの2人。たくさん頼んでも食べきれません。迷った末に「豬脚(半分、250元)」「高山大豆苗(180元)」「板篠(45元)」を一つずつ注文。475元、二人分でだいたい1800円くらいでしょうか。

数分くらいで、すぐに料理が出てきました。

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これが豬脚(豚足)。大皿に盛られた豚足は、半分といいつつすごい量!骨を外して食べやすくカットしてあるので、言われなければ豚足だと分からないかもしれません。ニンニクの効いた甘いタレにつけて食べます。食べてみると、皮の表面はぷるっぷる、肉の部分はしっとりとして実においしい。あー、これは美味しいわ…。すごい量と思っていたのですが、意外とパクパク食べられてしまいます。

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食べ終わってお皿に残った骨。ほとんど食べるところはないです。日本でイメージする「豚足」と違って、食べてる途中は骨なしのお肉なのが面白い。

 

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高山大豆苗という野菜のニンニク炒めがこれまた非常においしくて、スルスル食べられる美味。日本で見たことないけど、これ、おいしいなあ。

 

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もう一つ、板筱はきしめんのような麺。おそらく米麺だと思います。ふわん、ちゅるんと柔らかい米麺が、いい感じにスープを吸い込んで、これまたするする食べられる美味しい一椀でした。優しいお味~。うう、お腹に余裕があればもっと食べたいくらいだ…。板條はこの辺の特産のようで(あとで分かったところによると、どうも客家料理の伝統食材らしい)、町のあちこちで看板を見かけました。

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店頭では豬脚を量り売りしていました。 

●海鴻飯店

だいぶ満腹になったんですが、それでももう一店行きたくて。ドライバーさんが二番目に美味しいと勧める「海鴻飯店」にも入ってみました。ほかの料理もおいしそうだなーと思いながら、すでに満腹だったので今回は豬脚(半分)だけ注文。出てきた豚足は、さっきのお店とは結構、見た目から違います。

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萬泰猪脚大王よりは煮込み時間が少ないのか、皮のプルプル感が柔らかく、全体的にしっとりと水気が多い。食べると肉がややオイリー。うん、こちらもおいしい。ツケダレはこちらのほうが甘さが少なくて、よりニンニクが効いています。

同じ豬脚料理でも、意外と肉の仕上げ方も違うし、つけだれの味も違うんですね。楽しいな~。「美味しいー!」と感激したけれど、二軒目なのでさすがにとても食べきれず。持って帰りたいと伝えると、快く袋に入れてくれました。

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食べきれなかった海鴻飯店の豚足、ビニール袋に入れてもらって持ち帰ったのですが、丸一日くらい経ってから残りをホテルの部屋で食べました。そうしたら、お店では「水気が多くて食べるとオイリー」と感じていたのが、良い感じに水気が抜けて、適度にプルプルコリコリした食感になってこれまたおいしかった!

せっかく萬巒まで行っても、しかも豚足が好きでも、そうそうハシゴはできないと思うんです。テイクアウトしてホテルで食べるのも、オススメですよ。お酒のつまみには最高です☆

 

お腹いっぱいになったあとは、萬巒の町をフラフラ。といっても、本当に小さな町なので、賑わってるエリアは狭いのですが。 

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豬脚を食べた2店以外に目立っていた豬脚専門店が「林家豬脚」。なんだか見覚えがあるような気がしたのですが、それは気のせいではなかった……という話は後ほど。

 

帰りは竹田駅ではなく、バスに乗って潮州駅方面へ向かいました。潮州は、屏東県最大の町です。

なぜわたしが潮州に向かったか?それには理由があります。なぜならここに、ものすご~く珍しいご当地かき氷を出す店があるのです……続きは、トーキョーウジキントキ改め、タイワンウジキントキでどうぞ!

ice.hatenablog.jp

ice.hatenablog.jp

 

どちらもかなり珍しいかき氷だと思います。かき氷好きじゃなくても、台湾好きさんはぜひチェックしてみてくださいね。

 

●林家豬脚(おまけ) 

最後にもう一つ、オマケの話を。萬巒で豬脚を食べたお店は上記の二つだけだったんですが、実は私、半年くらい前に、高雄駅(左榮駅、新幹線が止まるほうの高雄駅です)のフードコートで、”萬巒の豬脚料理”を食べたことがあったんです。

フードコートにあったお店は「林家豬脚」。こちらも萬巒にお店を構える豬脚専門店です。そのときの写真がこちら。

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一人分のセットメニュー。写真の左奥が豬脚、手前が板條、奥が青菜。食べたものとしては奇しくも萬泰豬脚大王で食べたのと同じメニュー。

でも、このときの料理はイマイチで、萬巒で食べたほうが豬脚も板條も青菜も断然おいしかったです。比較にならないくらい。

 

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フードコート内の林家豬脚店内はこんな感じ。

 

この時はイマイチだったけど、萬巒の林家豬脚はおいしかったのかな?なーんて思っています。お腹いっぱい豬脚が食べたくなったら、また行こうかな、萬巒。

 

※萬巒豬脚街の地図はこちら。紹介したお店(萬泰猪脚大王、海鴻飯店、林家豬脚)はすべて同じ通り沿いのすぐ近くにあります。

錦糸町「タイランドショップ」で、休日の午後からタイ料理とビールの幸せ

ある休日、お昼というにはちょっと遅い時間に錦糸町でランチを食べることになりまして。「せっかく錦糸町に来たんだからやっぱりタイ料理かな」と向かったのは、「タイランドショップ」。

錦糸町はタイ人が多いそうで、おいしいタイ料理店がたくさんあるんですが、大勢入れる大型店といえば南口の代表店が「ゲウチャイ」、そして北口の代表店が「タイランド」。どちらもおいしいしメニュー豊富、「おいしいタイ料理が食べたいです」と言われたらまず間違いないお店。

で、今回行った「タイランドショップ」は、北口「タイランド」のすぐ近くにあるタイ食材ショップ。ショップなんですが、店の一部がイートインになっていて、お食事もできます……というお店。気のせいか「タイランド」よりも「タイランドショップ」のほうが、より現地っぽいお味で、料理の味も辛さも日本人仕様になっていない感じがします。


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「まだ外は明るいけど、ちょっと飲んじゃおうか……」ということで、シンハービールの大瓶を頼んでカンパーイ。そう、シンハーの大瓶があるんですここのお店。うれしい。手前はヤムネームだったかな?ソーセージを和えたサラダです。すごくおいしいけど、かなり辛い唐辛子が割と容赦なく混じっているのでご注意を。


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ソフトシェルクラブを揚げたもの。これもおいしかったなー! 


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チャーハンです。辛くないので安心。 


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汁なし麺を、メニューにある中華麺ではなくセンレックで作ってもらったもの。ここのお店に限ったことではないですが、タイ料理店では、麺の種類を変えるとか、肉の種類を変えるとか、メニューにないアレンジも相談すれば大抵聞いてもらえるので、気になったらオーダー時に聞いてみるといいですよ。 

東京のタイ料理店って一皿が結構な大盛で値段も高め、ということが多くて、4人くらいいないといろんな種類を食べられない……ということも多いですが、タイランドショップの料理はほとんどが500~800円程度。料理の量もそんなに多くないので、1~2人でふらっとごはんを食べるにはとてもぴったりなお店です。


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近所のタイランドもいいお店ですが(ここに行った翌週にタイランドにディナーに行きました)、タイランドショップはまた違った雰囲気で大好き。軽くタイ料理をつまみながらシンハービール、とかかなり幸せです。また、もともとはヌードルショップだったので、麺メニューはとくに充実。一人ならフラッと行って麺を食べてサッと出る、のもおすすめです。

 

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宗家ガムジャタン@新大久保

今日の格言:「肉は骨の周りが一番うまい。」

……先日、高校時代の友人&その息子くんと、新大久保へ行ってきました。「宗家ガムジャタン」という韓国料理店で、店名の通りカムジャタンが看板メニューです。

カムジャタンとは、赤くて辛いスープでジャガイモと豚の背骨を煮込む鍋料理だと思ってたけど、ここは赤白選べるようになっています。この日食べたのは、白い、辛くないスープを使ったカムジャタン。うん、これはこれでおいしい!


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でも食べてるうちにやっぱり物足りなくなって、刻んだ青唐辛子を追加注文。いっぱい振りかけてみたけど、あれぇ、全然辛くない…(^^;)

白いカムジャタンで始めて、途中で辛味を足して辛い(赤い?)カムジャタンにすることもできるみたいですね。次はそれも試してみたい。


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 季節限定メニュー、牡蠣入りのキムチ。これ、うんまーい!生牡蠣好きな人なら必食ですよ。キムチ部分もすばらしくおいしい。おすすめ。


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チヂミを頼んだら思いのほか厚みがあって、ホットケーキみたいなのがやってきました。初めて食べるタイプ!チャプチェもむっちりした食感で甘くておいしいです。

写真を撮り忘れたんですが、面白かったのはスフレみたいな玉子焼き。小さな丼?に入ってでてくるんですが、ロシア料理のパイ皮をかぶせたスープみたいにこんもりしてるの!面白いしおいしい。

わたし、大久保でカムジャタンというと「松屋」しか行ったことなくて、このお店は初めて来たんですが、カムジャタン以外の料理も美味しかったです。こじんまりした、でも賑やかなお店です。お店の人も優しくて、気持ちいい接客でしたよ。おすすめ!

そういえばカムジャタンのテイクアウトもできるということでした。優しいお味なので、家族へのお土産もいいかも。

 

☆宗家ガムジャタン 〒169-0072 東京都新宿区大久保1丁目12−28 電話: 03-3205-9555 営業時間:17:00-05:00 (平日)、15:00-03:00 (祝日,休日)

 

 おまけ:

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蒲田ミ・レイでベトナム料理新年会

今さらですが……2016年に観た映画を振り返る【前編】」の後編が意外となかなか書き終わらないので、その前にちょっと、写真中心のごはん日記を。

 

私以外は全員「食」にまつわる本を出したことがあるという著者&編集者さんたちと新年会することになりまして。「どこがいいかな」と相談されて、蒲田のベトナム料理店「ミ・レイ」の話をしたらとんとん拍子に話が決まりました。

そんなわけで、食のプロ+単なる食いしん坊(私のコトです)のミレイ新年会の様子を、以下写真でご紹介。写真はすべて、HuwaweiのAndroidスマートフォン「P9」で撮っています(最近、めっきりデジカメを使わなくなった…)


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まずはベトナムビールの「333(バーバーバー)」 でカンバーイ。

●前菜系いろいろ

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「小エビ載せ蒸し米粉って何だろうね?」と頼んでみたら登場したのがこれ。香港の腸粉みたいなもちもちの皮の上に「なます」のような甘酸っぱいさっぱり野菜。これは良い前菜だ。


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揚げ春巻き、大好きです。小ぶりでサクサクなやつを、たっぷりの生野菜とともに。

 

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生春巻きはエビ、魚、肉の3種類。たれが2種類あります。 


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ここに行くと必ず頼んでしまう、バインセオ。ベトナム風お好み焼きと訳されることが多いけど、こんなに葉っぱたっぷりだし、あまりお好み焼き感はないかなあ。大好きです。 

 

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「 エビのココナッツジュース蒸し」という名前にそそられて頼んでしまったメニュー。殻付きのエビがぷりぷりあっさり蒸し上げられています。ソースがちょっと変わってるけどマイルドなお味。エビが嫌いな人以外は好きなはず。

ベトナムスープ祭り 

さて、この新年会の幹事はスープ作家の有賀薫さん(Twitter / note)。「スープはやはり頼みますよね?」「マストでしょう!」とスープを注文。

しかしベトナムの……というかミレイのスープは珍しいものが多くて迷う!悩んだ末に二つお願いしたのがこれ。

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にがうりのスープ、880円。ゴーヤと叩いたエビかな?すごくあっさり味で体に優しい味です。思ったより苦くない。 


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唐辛子を漬けたナンプラー(多分)を小皿に出してくれて「お好みでどうぞ」と言われたので、取り分けたスープにふりかけてみました。おお、優しくふわんとした味のスープだったのが、輪郭がシャッキリして別の顔に。これも美味しいなあ。 

 

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もう一つ頼んだスープが「魚とパイナップルのスープ」1500円。「どんな味なのかまったく想像つかないね」といいながら頼んだのですが……こ、これは初めて食べるおいしさ!めっちゃおいしいです。

パイナップルは生のパイナップルです。酢豚の缶詰パインみたいに「あってもなくてもいい」という存在ではなくて、パイナップルの甘みと酸味がスープの味の決め手になっているのが面白い。予想以上に具がたっぷりでボリューミー、もしかしたらメインを張れる一品でした。あっさり味なんだけど複雑、説明が難しいおいしさ。ああ、思いだしたらまた食べたくなったぞ。 

ちなみに、頼みたかったけど頼めなかったスープはほかに「海老とパイナップルのスープ」(多分「魚とパイナップルのスープ」に似てる)、「豆乳とトマトのスープ」、そして最後まで頼もうかどうか迷った「山芋のスープ」。ね、どれも気になりませんか?

 

●メインもいろいろ食べましたよ

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「牛肉ダラート風炒め」という、こちらも名前が気になって頼んだ一品。ダラート風、はトマトを使った、という意味なんだそうです。中華料理をベトナム式に再解釈した感じの一品で面白い。 


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鶏肉のレモングラス炒め。これがですね……見た目地味なんだけど、めっっっっっちゃくちゃおいしくてですね……!!!(力説)

この頃には私、相当満腹だったんですが、いつまでもこれをつついておりました。自分で作れない味(組み合わせる調味料の想像がつかない)のおいしい料理が楽しめるのって、エスニック料理を食べる幸せだよね。

 

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米麺の炒めたやつ(メニュー名失念)。麺は乾麺を戻しているそうですが、独特の食感でぷりっぷり!噛むと、歯を押し上げてくるような弾力なんです。 

 

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デザートは、チェー2種類とバナナのおしるこを。写真撮り忘れたものもあったみたいですが、数えたら5人で11品頼んでいたそうです!(食べ過ぎw) 

久しぶりのミ・レイ、めっちゃおいしかったなあ。普段は私がメニューを見て注文を決めることが多いので同じものを何度も食べることになりがちなんだけど(ついつい……) 、この日のみなさんはメニューを見て面白がっていろいろ頼んで織られたので、私も初めて食べるものがいっぱいで、すごく楽しい&おいしい新年会でした。食いしん坊、万歳!

 

●この日新年会でご一緒したみなさまが関係している本(どれもオススメです!)

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久しぶりの味坊で羊肉三昧ディナー

一昔前は、羊肉串を筆頭に中国東北料理が気軽に食べられる、知る人ぞ知るディープ中華の店だった神田の「味坊」。今やすっかり有名店になり、 「羊」「ワイン+中華」「パクチー」などのキーワードでグルメ雑誌にも出てくるし、よく名前を聞くようになりました。湯島に系列店(鍋の店と羊の塊肉焼の店)もできたし、今や押しも押されぬ人気店。その本店である神田の味坊、私は最近予約なしで何回かフラれてるので、久しぶりに予約して行ってきましたよ。


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板春雨の冷菜……のはずが、春雨が見えない!てんこ盛りの香菜、その上にたっぷりの細切り牛肉。姿の見えない板春雨はムチムチちゅるちゅるの食感です。はああ、おいしーーーーーい。 


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「今日は いっぱい羊を食べよう!」ということで羊串肉。以前よりスパイス(ズーラン、だったっけ)の量が減ったかな?と思いながらかぶりついたら充分すぎるほどスパイシーでした。羊肉は、本当にうまいなぁ~。


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羊肉の水餃子。手作りの皮は良い感じにむちむち、中の具も肉肉しく具だくさん。テーブルの黒酢をつけて食べます。おいしーーい。 

 

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もう一回羊の餃子、今度は焼きで。……と思ったんだけど、テーブルにやってきたのは豚肉の餃子でした。おいしいから食べちゃうけど。もぐもぐ。 


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羊肉のクミン炒め。汁気少なくカラッと炒め上げた羊肉は、しっとりとした玉ねぎとたっぷりすぎるクミンシードをまとって、おいしくないはずがない。 


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酸っぱい白菜(漬け物)と豚肉のスープ。さっぱり味……ではあるんだけど食べ応えあり。しみじみおいしい、具だくさんでおなかいっぱいになるスープ。中国の寒い内陸部とかで、冬場にこういうのたべるんだろうなあ。……などと、行ったことのない中国内陸部に思いを馳せつつ頂きました。

そういえば最近ご無沙汰しているけど、新宿の随園別館の酸っぱい白菜の鍋が大好きで、昔は冬になると毎年一度は食べに行ってたのを思い出す。このスープと似てるんだけど、でもやっぱり違う味。そろそろ本格的に寒くなってきたし、久しぶりに食べに行こうかな、随園別館。

 

久しぶりの味坊、羊羊羊たまに豚、みたいな感じでとてもおいしかったです。料理は基本的にかなり盛りがよく、お値段は800円くらいのが多いかな。この日はレモンサワーを飲みながら食べていたんだけど、もうちょっと人数がいればワインが飲める(このお店はボトルワインを出しています)ので、次回は四人くらいで行きたいかも。

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