東京都写真美術館「写真はものの見方をどのように変えてきたか 第4部 −混沌−」
日曜の日記の続き。
原美術館を出た後、夜の約束まで時間があったため、お願いして恵比寿の東京都写真美術館に付き合ってもらいました。
写美の開館10周年記念展示「写真はものの見方をどのように変えてきたか」。「誕生」「創造」「再生」「混沌」の四部作で展示を行う企画で、ようやく「第4部 -混沌-」。
さてさて、第4部のテーマは「1970年以降から現代までの写真表現を通して、時代背景とともに変化してきた作家像と、美術館と写真の新たな関係性について考えていきます。」とのこと。「混沌」のタイトルに偽りなしで、いろんな人のいろんな写真がたくさん出ていました。「え、この人の写真、どうしてこれなのー?」みたいなのもあるけど、所蔵作品の中から選ぶ、という縛り上仕方ないかなあ。それよりも「ああ、この人名前しか知らなかった」という人の写真を見られたし、よかったな。
そういえば荒木経惟は「写真論」「センチメンタルな旅」から出てましたね。そう、アラーキーのヌードじゃない写真、好きなんだよなあ…。
「写真論」は見ていないんだけど、「センチメンタルな旅」は強くオススメです。
それにしてもこの「写真はものの見方をどのように変えてきたか」、約1年かけてやってきた長い長い企画展がついにこれで終わりかー、とちと感慨深いです。
私の感想としては、第3部はちょっと「ん?」という感じだったけど、それ以外はそれぞれに面白かった。11/6までで終わってしまうので、気になっててまだ行ってない方は急いでどうぞ♪
#写真は下仁田駅のそばにあった靴屋さんのショーウィンドウです。