ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

森下「みの家」で桜鍋


江戸東京博物館でからくり展と富嶽三十六景を堪能したあと、お江戸気分をひきずり続けたくて、森下の「みの家」へ桜鍋を食べに行くことに。


かつて半分住み着いていたこともあって、森下は私にとってとても思い出深い町。北斎が描いた萬年橋のあたりも、よく自転車で走り回っていたよなあ…なんて思い出してました。当時は両国から森下へ行きたいときは南に向かってひたすらまっすぐ歩いていた(15〜20分くらい?)ので、この日も当然歩くつもりでいたのですが、一緒にいた友達に「大江戸線で1駅だよ?」と言われ、その手があることにようやく気づきました。そう、私がこのあたりにいたのは、大江戸線が開通する前だったのです(^^;


大江戸線森下駅から外に上がると、そこは森下の交差点。目的地の「みの家」はすぐそこです。その前に、お休みでシャッターが閉まっている「山利喜」を通過。ここおいしいんですよねえ。驚いたのは、新店までできていたこと!知らなかった…。


さて、みの家は木造2階建ての古い店。でも久しぶりに来たら、内装がすっかりきれいになっていました。いつの間に〜。


下足番に靴をあずけ、下足札をもらって2階へ。ひろーい畳敷きの部屋に、細長い机がくっつけられて2列長く並んでいます。机に載ったコンロを挟んで座り、桜鍋(1人前1800円)を注文しました。

ここの桜鍋は、馬肉とネギ、白滝、お麩を割りしたと味噌で煮込み、溶いた生卵に付けて食べるもの。すき焼きだと思っていただければ。赤身が中心なので、牛肉のすき焼きよりもあっさりしておりくどくありません。臭みもぜんぜんないし(味噌を足すのは匂い消しではなく、むしろ味を濃くするため)。

お肉ももちろんおいしいけれど、割り下&味噌の味を吸ったお麩やネギを食べるのも幸せ〜。冬にふぅふぅしながら食べる熱いお鍋はおいしいに決まってますが、夏の暑いさかりに、汗かきながら食べる桜鍋もオツなものです。そう、このお店、冷房ないのです…w

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追加で馬刺しも注文。ここの馬刺しはニンニクではなくてショウガでいただきます。馬の肉、というと固いのではと思われそうですが、ここのは柔らかくておいしいんですよね。写真の手前が馬刺し、奥が桜鍋のお肉です。

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ごちそうさまでした!

久しぶりの桜鍋、おいしかったです。どこか食べに行くというとすぐにエスニック系に走ってしまう私ですが、たまにはいいな、こういうのも。

みの家

〒 135-0004 東京都江東区森下2-19-9 TEL:03-3631-8298