ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「喜田家」のいちご大福@北千住






Ichigo-Daifuku 02


Originally uploaded by tokyo ayano.

以前、八丁堀「翠江堂」のいちご大福を紹介したところ、結構反応がありまして。一人、「北千住にとてもおいしいいちご大福がある」と教えてくださった方がいました。


足立区・千住の和菓子屋さん「喜田家」。北千住のマルイ・ルミネの地下や、駅前にも店舗があるほか、足立区内にたくさん店舗があります。


さてさて、そんな喜田家のいちご大福。6個入りが945円、8個入りが1260円です。ばら売りはされておらず、八百屋さんで見かけるいちごの箱をイメージした、なんともかわいいデザインの箱に入っています。写真に見えるほうにも「品種=いちご大福、等級=秀、個数6個」とか書いてありますが、この裏にも「千住 喜田家いちご大福出荷部」と書いてあるなど、いちいち芸が細かいです。スバラシイ。中身が気になるに決まっています!是非続きを↓でご覧下さい。



箱をあけると、かわいいいちご大福がお行儀良く並んでいます。な、なんて可愛いんだ。

Ichigo-Daifuku 03


いちごが上に載っているいちご大福って珍しいのではないでしょうか。大抵、いちご大福って、いちごは中に包まれているものですよね。食べたい気持ちをガマンして撮影続行。1個取り出して、お皿に載せてみました。

Ichigo-Daifuku 01


うが〜、可愛いすぎてたまりませんっっ。


翠江堂のいちご大福は、薄くてやわやわした皮とあっさり味のこしあんが、薄〜くいちごを包んでいるのですが、ここ、喜田家のいちご大福は全く違うタイプ。弾力のある餅の中に、結構多めにつぶあんが入り、上にいちごが1個載っています。いちご大福というのは、「いちごを包むと大きくなってしまう」という理由から、皮薄め、あんこ少なめになるのではないかと推測できるのですが、喜田家の場合はいちごを上に載せることによって、「あんこをいっぱい入れてもそれほど巨大にならない」という解決をしています。

で、お味のほうは、歯ごたえを主張する餅らしい餅と、ほとんど甘さのないつぶあんが印象的。甘くないつぶあんが、いちごの甘さを引き立てて、もともとおいしいいちごがさらに甘く感じられます。素晴らしい。賞味期限は2日間。2日目は、餅の弾力が増すというか、大福が“締まった”感じになって、こちらも美味。気のせいか2日目のほうが、あんこが甘く感じられるような気も…(←多分気のせい)。


北千住、私の家から遠くないのにこんなにレベルの高いお菓子があることを知らずにいたことを激しく後悔。ほかにも自分で包むタイプの最中(2個分ずつ1パッケージというのもポイント高し)や、栗のお菓子各種、はなまるマーケットの「おめざ」で登場したという珈琲大福(巣鴨駅前「福々まんじゅう」の「カフェオレ饅頭」にちょっと似てる)など気になるお菓子がまだまだいろいろあったので、また行ってみなくちゃ、と思ってます。


喜田家 (WEB)

東京都足立区千住竜田町19-6 TEL:03-3882-4147(竜田町本店)

東京都足立区千住2-55 TEL:03-3870-4146(北千住西口駅前店)

※北千住駅前のルミネ、マルイにも店舗あり