ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

水戸名物、運平堂の「光圀饅頭」

会社でいただいた、おみやげのお菓子の話です。水戸名物で「光圀饅頭」って、なんてそのまんまなんだ(笑)

包み方が面白い。普通、この手のお土産向けおまんじゅうって(温泉饅頭とか)、フィルムにぴっちり包んであるものが多いですが、これは裏が銀紙になっている紙で、おまんじゅうをくるりと一巻きしただけなんです(ちょうど関東風桜餅みたいな感じ)。おまんじゅうの頭とおしりが乾いてしまわないかな?と、いらぬ心配をしてみたり。

mitsukuni.jpg

とくに期待せずぱくっと食べたら、これがおいしかった♪
白くて細長い形のおまんじゅう。薯蕷(じょうよ)まんじゅう系と思われる皮に、ていねいにさらしたこしあんを包んであるのですが、皮がちょっと普通の薯蕷まんじゅうとは変わってます。水気が少なくてパリッとしているというか。珍しいおまんじゅうだなぁ。

調べてみたら、水戸では「光圀饅頭」の名で売られていますが、もともとは「大みか饅頭」という名前のようですね。YOMIURI ON-LINEでこんな記事を発見しました。

日立電鉄の大甕(おおみか)駅駅前にある「運平堂本店」のお菓子だそうです。で、私の目は大甕駅というか日立電鉄の文字に釘付け。の、乗ってみたい……と思ったら、2005年3月31日付けで廃線になってしまったのだそうです。ううっ、残念。

日立電鉄はなくなってしまっても、大みか饅頭&光圀饅頭は健在なようなので、茨城方面にお出かけで見かけた方は、是非買ってみてください。私は未食ですが、「十三まいり」という黄身餡のお菓子もおいしいそうですよ。

販売:梅の屋光圀 水戸市三の丸1-4-4
製造:運平堂本店 (WEB) 茨城県日立市大みか町1-6-7

おまけ:虎屋の「甘い物好き 殿様と和菓子店」というページを見ていたら、
水戸黄門こと徳川光圀は、友人の誕生日に特別注文の饅頭を100個もプレゼントしています。70歳の祝いに、重さが70匁 (約260g。現在の虎屋の標準サイズの約5倍) になるようにと指定したほどのこだわりようです。
とありました。黄門様、ホントにおまんじゅう好きだったのねw