で、怪僧ラスプーチン。すごいー、面白いよーー!!“ラスプーチン”と聞くとつい「火遊びしてる稀代のラスプーチンたち♪」と頭の中で歌ってしまうのですが、実際に何した人なのか、詳しくは知らなかったんです。日露戦争の頃の人だったのね〜。
最初の方こそ、ロシア文学モノお約束の罠「1人の呼び名がいくつもあって混乱する」にハマって「あれ?あれ?これ誰だっけ?」と進んでは戻りしながら読んでいたのですが、慣れてきたら面白い面白い。シベリアの農民で学もなかったラスプーチンがのし上がっていく展開が痛快です。
あと昔の本なせいか、それとも中公文庫だからなのか、1ページに文字がぎっしり詰まってて、読んでも読んでも残りページがいっぱいあるのがうれしい…(リンク先は最新版だと思いますが)。
最近の文庫本とか新書は文字が大きくて、すぐ読み終わっちゃうから寂しいんですよね〜。
千駄木に住んでいた頃は、家の近所に「古書ほうろう」っていうすごくいい古本屋さんがあって、よく行ってたんですよね。最近ご無沙汰してるから、ひさしぶりに行ってこようかな。
#写真は横浜中華街で見かけた猫です。よーく寝てました。3月に携帯(W32H)で撮ったもの。