ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

土砂降りの皇居で、伊藤若冲「動植綵絵」を観る

もう一週間前の話なのですが……13日の土曜日、タイフェスで働く友達に会いに、代々木公園へ行ってきました。
正午頃仕事上がりの友達に会うも、天気が悪くてあいにくの土砂降り。でも代々木公園で雨をしのげるところって意外と少なくて、やむを得ずタープを張った下で立ったままタイカレーとソムタムを食べることに……。立って食べても落ち着かない!しかも寒くて凍えそう……

というわけで、やはりタイフェスにやってきた友達を捕まえ、3人で皇居へ。大手門からほど近い、三の丸尚蔵館に行ってきました。目的は宮内省が所蔵している、伊藤若冲の「動植綵絵」を見るため。

sannomaru.jpg

日本画には全然明るくないのですが、かえるさんがblogに書いていたのを見てから、気になって気になって気になってしょうがなかったのです。で、感想はというと……。

すっごくよかった!!! むちゃくちゃ精緻な書き込み(でも輪郭線も、下書きの線もないの……)、日本画とは思えないような美しい&派手な発色に惚れ惚れ。とくに白の発色が素晴らしいのです。鳥の羽や、雪の白の美しさといったら。絹の裏側から色を吹き付けていたそうですよ。すごひ。

で、描写の細やかさに感心し、発色の美しさに驚嘆していたわけですが、1カ所ツボに入って笑いが抑えられない箇所がありました。それは、「梅花群鶴図」の中にいる数羽のうちの一羽の鶴の顔。

sannomaru_eye.jpg

一羽だけ背中を丸めて後ろを向き、こっちを向いている鶴の顔です。なんだ!なんだその目は…(笑)
こんなことでウケてたのは私だけかと思ったら、同じところで反応してらした方がいたのでご紹介します(私なんかとは違って真面目な感想なので、是非どうぞ)。

私が知らなかっただけで、伊藤若沖って最近すっごく人気なのだそうですね。伊藤若沖は江戸時代中期の画家で、「動植綵絵」は全部で30幅あり、平成11-16年まで修復していたそう。修復の済んだ「動植綵絵」を5期に分けて6枚ずつ展示しており、私が行ったときは第2期でした。しまったー、第1期見そびれた。残りも見に行くぞ!

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