ここのところ「書きたいこと」よりも「書かなくてはならないこと」に追われて、なかなかここの更新もままならない状態が続いています。それでも毎日のように見に来てくださる方がいて、ありがたいやら申し訳ないやら……
5月末、米原万里さんが亡くなったことはとてもショックでした。「不実な美女か貞淑な醜女か」「ガセネッタ&シモネッタ」「魔女の1ダース」などなどなど、あのエッセイがもう読めなくなるのかと思うと本当に悲しいです。週刊文春の書評連載ももうなくなっちゃうんだよなあ。ああああ…
彼女はチェコ育ち。ロシア語の通訳としてもさまざまな大舞台を踏んできた方で、ゴルバチョフやエリツィンといった超要人の同時通訳などもつとめていたため、エッセイにもそのときの裏話などがちょくちょく出ていて、なんともスケールがでっかいのです。キレがよくてサバサバしてて、さらっとすごいことが書いてある米原万里さんの文章が大好きでした。
「もう新作はないのだ」と思うときのこの悲しさ……。好きな作家さんが亡くなるのは本当に悲しいものです。あれはワールドカップのときだったから、もう4年前?ナンシー関さんが亡くなったときもショックでしたが、米原万里さんの訃報も非常に悲しい。
もう1人、その10日くらい前に寺山輝夫さんが亡くなったことを知ったのも悲しかったです。名前を聞いてもピンとこないかも知れませんが、「ぼくは王さま」シリーズといえば読んだ方はたくさんいるのでは。たまごが大好きで子どもっぽくて、いっつもじいやに叱られてばかりいる王様が主人公の童話シリーズです。
久しぶりに名前を聞いて、いろいろ思い出しました。何作くらい読んだんだろう…大好きで何度も読み返した記憶があります。
追記:
写真は鎌倉の銭洗弁天。一番気に入ってるのは、M氏にちょっと寅さんっぽくポーズをとってもらった写真だったりw 鎌倉に行った話もすっかり書きそびれて日がすぎています。最近万事そんな感じだなあ……写真だけ撮ったけど書いてない話が山盛り貯まってます。あーあー。
このまま書かないでいるうちに、いろんなことを忘れていくんだろうな。そういえば、書く気まんまんで写真を撮ったのに、バックアップを取り忘れて消しちゃったお菓子の写真もあるんだよな…あのお菓子たち、是非紹介したかったのだが。残念。
…どうも最近、文章書いてるとどんどん後ろ向きになっていきます。いかんいかん。
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