ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

国立近代美術館で柳宗理……のはずが。

国立新美術館に行った日の、午前中の話。友達と合流するまえに、一人で竹橋の国立近代美術館に行ってきました。通勤用定期券を持っているのが大手町までなので、大手町から竹橋までてくてく……というほどもなく、ちょっと歩いたらすぐに到着。大手町から竹橋ってこんなに近かったっけ?

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お目当てだったのは、「柳宗理〜生活のなかのデザイン〜」展。御年91歳、日本のインダストリアルデザイナーの先駆け、柳宗理のデザインした製品が生活用品を中心に並んでいます。そう、これが目的、だったのですが……

感想を一言でいうならば、「ええっ、これだけっ!?」みたいな…(^^;;;;

バタフライスツールとか、鍋・ザル・カトラリーとか、並んでいるのは超有名どころのばかり。ええと、どれも一度は見たことがあるような……むぅ。タイトルが「生活のなかのデザイン」だから、まあ仕方ないのかもしれないけど、それにしてもなぁ……。楽しみにしていただけに、その反動?でかなり不完全燃焼な感じでした。うーん、企画した人、もう少しなんとかしてくれてもよかったのに……。

柳宗理(がデザインしたモノ)を観に行ったのですが、結局このときのメインは横山大観の「生々流転」でした。ものすご〜〜〜く長い絵です。

山から湧いた小川がやがて大きな川となり、海にそそぎ、雲となって龍もいる……壮大な作品でとても見応えがありました。今まで半分しか見たことなくて、その時は正直あまり印象にのこらなかったんですよね。やはり絵(大作)は全部まとめて見ないとだめだなあ……と、当たり前のことを思ったのでありました。