たまに無性に食べたくなるものの一つ、小龍包。グレゴリー・コルベールを観てなんとも消化不良な気分になった後、空きっ腹を抱えて降り立ったのは恵比寿駅。
「そういえば、気になる小龍包屋さんができてたんだよな〜」というわけで向かった先は「京鼎樓（ジンデイロウ）」。駅のすぐそばのビルに入ってるお店です。同じビルの中のカフェも気になってるんだけど、そちらはまた別の機会にってことで。
ランチは小龍包（4つ）＋麺・飯類＋サラダ＋漬物＋デザートで1500円から。ちょっと贅沢しちゃった。写真は「えびそばと小龍包」のセットです。麺・飯類はけっこうボリュームがあってしっかり1人前で、それにサラダやらデザートやらついてくるので、かなりおなかいっぱいになりました。
オープンキッチンで職人さんが作っては蒸し、作っては蒸ししている小龍包はもちろん美味。薄いけどしっかりした皮の中には、豚肉のあんと熱いスープが入っています。……が、かじりついてもあまり「アチチチチ！」とならなかったのはなぜだろう？そんなにのんびり写真を撮ってたつもりもないんだけど。それともひとつ、zoomaniaさんもご指摘の通り、お酢がちょっと面白い味。私もあまり好みじゃなかったな〜。
で、京鼎樓の小龍包はおいしかった。おいしかったんだけど、気持ち的にはちょっと満たされず。というのはね、もっとがっつり小龍包を食べたかったんだよね。「小龍包食べたい〜〜〜！」っていうココロで行ったお店だったので、麺やご飯でおなかいっぱいになるんじゃなくて、小龍包をもっと堪能したかったなぁ、と。もうちょっと小龍包の数が多くて麺やご飯が半人前サイズだと、満足度は断然高かったと思うんだけどなあ。
小龍包屋さんだけど、おっ、と思ったのがこの杏仁豆腐。クリームをたっぷり使ったリッチ系の杏仁豆腐なんだけど（ブラマンジェっぽいというか）、アーモンドエッセンスじゃなくて、ちゃんと杏仁の粉を使って作っているのが分かる味なんですよね。濃厚なクリームと杏仁の味が強く主張する味、かなーり好みでした。
店内はこんな感じ。カフェっぽくてとてもきれいというかおしゃれっぽい内装です。入り口付近は二人用席が多くて「デート仕様？」って感じなんだけど、奥の方は団体席もあります。本国のお店はもっと庶民的なお店と聞いているんだけど、海外の人気店が日本に上陸するとおしゃれ（＆値段高め）になる、というのは最近の流行なんですかねえ。ニューヨークの本店とはまるで別モノの「ドーナッツプラント」を思い出してしまいましたよ。
まあいろいろ書きましたが、小龍包はやっぱりおいしかった！夜は普通の豚肉のだけでなく、もっといろんな種類の小龍包があるみたいだから、次回は夜に来たいなあ。人数集めればいろいろ種類が食べられそうだし♪
私が行った恵比寿のお店のほか、横浜そごうや千葉そごうにも、お店ができたようです。
京鼎樓 恵比寿本店(WEB)
渋谷区恵比寿4-3-1 クイズ恵比寿2F TEL 03-5795-2255
営業時間 平日 LUNCH 11:30〜15:00 (L.O. 14:30)/DINNER 17:30〜24:00 (L.O. 23:00)
日・祭日 LUNCH 11:30〜15:30 (L.O. 15:00)/DINNER 17:30〜23:00 (L.O. 22:00)
定休日 第3月曜日(祝祭日の場合は、翌日)
