久しぶりに大手町で駅を降りた日の話。仕事が終わって、千代田線に乗ろうと産経新聞前のエスカレーターを降りていて、はっと思い出したのがスタンド式の紅茶専門店「Rose Mary」。
といっても思い出したのは、紅茶ではなくギモーヴ。以前、うりうりさんにいただいた「ル・ジャルダン・ゴロワ」のギモーヴが、たしかここでも取り扱いがあったはず！と思い出したからです。
Rose Mary自体は、紙コップでアレンジティーがテイクアウトできる店なんですが、店頭を覗いてみると、おお、あったあった。ル・ジャルダン・ゴロワのキッシュやらケーキやらが並んでいます。横の棚にポンと置かれていたのが写真のギモーヴ。この日は木イチゴはなくて、ホワイトチョコレートかパッションフルーツかという選択肢だったので、謹んでパッションフルーツを選択いたしました。
買って帰ったあとすぐに食べずにいたところ、気を利かした家族がギモーヴを冷蔵庫に入れてくれました。冷蔵庫で冷えたギモーヴは……必要以上の弾力が。そうなんです、主材料にゼラチンを使っているギモーヴ／マシュマロは、常温保存が基本。冷蔵庫に入れてはいけないのですよ。
で、しばらく室温で放置したあと改めてぱくり。パッションフルーツのすがすがしい酸味とほどよい甘さがジューシーで、おいしい〜♪ お恥ずかしながら、一気に食べてしまいましたよ。いかんいかん。
とってもおいしいギモーヴだったんですが、しかし私は幸か不幸かオークウッドのギモーヴを味わってしまったばかり……。今後、あれを超えるギモーヴに巡り会えるのだろうか、と、空になったギモーヴの箱を眺めながら思いを馳せるのでありました。
