楽しかったゴールデンウィークの話題の最後を、この話で締めなくてはならないのが本当に残念だし、口惜しくてなりません。
スーパーアグリが資金難のため、F1から撤退することになったのです。しかもホンダから「パドックに入るな」って言われて入れず、そのままF1からの撤退を決定、チーム解散って……（号泣）
私はF1を見始めてまだ10年経ってません。F1観るようになってすぐにミカ・ハッキネンが引退し、しばらくシューマッハの一人勝ち時代が続きました。彼のことはどうしても好きになれず（ハッキネンのほうが好きだった）、「この中の誰かがきっとシューマッハを倒すんじゃないか」と楽しみに応援していたのが、モントーヤ、ライコネン、そして佐藤琢磨の3人。ライコネンは去年無事にワールドチャンピオンになったけど、モントーヤはF1をやめてしまったし、そして琢磨は所属チームが解散というあまりにあまりな結末……。
あまりに悲しい。悲しすぎる。この気持ちをどこにぶつけたらいいの〜？私なりの気持ちの表現ということで、2005年の鈴鹿で撮った琢磨写真を貼らせてください。
土曜日の予選は、雨が降ってたのが途中で止む、という難しい天気でありました。PPを取ったのはラルフ・シューマッハ。
決勝の琢磨。そうだよ、このころはまだBARホンダだったんだよ……
ピットで撮った写真。琢磨カーの上にはうさぎちゃんが。
〜以下、愚痴モード〜
たしか、この時の鈴鹿の決勝では、トゥルーリと接触して、めっちゃくちゃトヨタが怒ってたんだよなぁ。このころの琢磨は“危険な男”であった……。いや、その気合いの入りっぷりが好きだったんですが。
この頃BARホンダのクルマに乗っていることでも分かるとおり、琢磨はホンダ系のドライバーであります。本来なら彼がホンダで走ることができれば、鈴木亜久里がスーパーアグリを立ち上げ、あんなに苦労する必要もなかったんだよねえ。
ホンダのドライバーが超優秀で、琢磨が入るスキもないっていうんだったら仕方ないですよ。でもさー、そんなこと全然ないんだもん……ジェンソンだってどうかと思うし、ましてやもう一人のブラジル人は……信号無視してペナルティとか、ベテランとは思えないケアレスミス連発してるし。なぜ琢磨がホンダで走れないのかまったくもって理解に苦しみます。
優秀なドライバーがこんな形でレースに出られなくなるのはホントに惜しい。彼のキャリア的にも、今が一番脂が乗ってる時期だと思うんだけどな……そろそろ今年のF1日本グランプリのチケット発売が始まるはずだけど、富士は去年あの惨状だったから、おそらく今年はチケットも相当売れ残るんではないでしょうか。ましてや琢磨が出ないんじゃ……（ゴメン、中嶋一貴は好きでも嫌いでもないのだ）
これでトヨタが「わかった、琢磨、うちで走れ」とか言ったら、多分速攻で富士のチケットは完売でしょうけどねｗ まぁでも、そんなことはないわなぁ……。
