ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

ボスフォラス海峡とボスフォラス大橋とボスフォラス海峡トンネル


イスタンブルの街は、(ヨーロッパ側)旧市街、(ヨーロッパ側)新市街、アジア側地区の3エリアに分かれています。そのあいだを分かつのは海。従って、この海をどう渡るか? は、この街にとって昔からの大テーマ。

istanbul_sea_01

この写真は、海峡を渡る連絡船から、新市街を眺めたところ。ピョコッとつきだした鉛筆みたいな建物は「ガラタ塔」といいます。船で渡るのもいいですが、もちろん橋も架かってます。旧市街と新市街を結ぶ橋が「ガラタ橋」、ヨーロッパ側とアジア側を結ぶ橋が「ボスフォラス大橋」。

で、今回トルコに行く直前に、NHKの「沸騰都市 第四回 イスタンブール」という番組を見たんですが、それによるとなんと、アジア側とヨーロッパ側を結ぶために、橋だけじゃなくてトンネルも作ろうとしているらしいんですね。ボスフォラス大橋に続き、今度のトンネルも日本の企業が請け負っているそうな。

再び連絡船の窓から外を眺めていると・・・あった!


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多分これじゃないかな?大成建設が請け負っている、ボスフォラス海峡トンネルの作業用ドックと思われます。上記番組によれば、海底に巨大な管を沈めて埋めていき、つなげるという形で作っているのだそうな。この話を聞いて思いだしたのは青函トンネル。「もしかしてイスタンブルでも、トンネルの中に鉄道を走らせるのかな?そしたらアジアとヨーロッパを結ぶ列車が走れるようになる・・・♪」なんて思ったんですが、そんなめんどくさいことはしないんだろうなあ、多分。シルケジ駅(ヨーロッパ側の鉄道駅)からもハイダルパシャ駅(アジア側の鉄道駅)からも、このトンネルはかなり遠いし。

だれか、このトンネルについて書いてる人はいないかな……と思ったら、発見!
写真でイスラーム:「ボスフォラス海峡トンネルの位置」「ボスフォラス海峡トンネル……アジアとヨーロッパをつなぐ
こちらに詳しく紹介されているので、興味のある方はぜひどうぞ。

最後に地図をぺたり。


大きな地図で見る

「A」の文字がかかってるあたりがガラタ橋、右上の「O-1」と書いてある橋がボスフォラス大橋になります。

それにしても、海外で橋を架ける&トンネルを掘る仕事って、格好いいですよねえ。憧れてしまいます。以前、ODAで海外に橋を架ける事業の取材をしたことがあるんですが、そのときに伺った話を思いだしてしまいました。それと、上で紹介したNHKの「沸騰都市 第四回 イスタンブール」。すごく面白い内容だったので、再放送などで見る機会があれば、ぜひぜひご覧下さい。オススメです。