ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

ラスト20秒の悲劇?奇跡?

F1を見始めて今年で8年目くらいなのですが、私が知る限り、今までで一番ドラマチックだったかも、というようなレースでしたねえ*1。日本からみると地球の裏側、ブラジルで行われたF1最終戦。

ミハエル・シューマッハ引退以降、チャンピオンシップは毎年熾烈な戦いが行われるようになってます。今期は特に、とんでもないレースが多いような気がするよ。シリーズ優勝が決まらないまま、最終戦のブラジルGPまでもつれ込んでしまったのです。

去年優勝したライコネンは今年は不調。優勝に最も近いところに居るのはマクラーレンルイス・ハミルトン。2位はライコネンのチームメイト、フェラーリのフェリペ・マッサ。最終戦のブラジルGPでは、たとえマッサが優勝しても、ハミルトンは5位以内に入れば優勝決定。ハミルトンにとっては圧倒的有利な状況でレースは始まった、はずだったのですが。

観てた方ならご存じの通り、マッサの試合運びは完璧。しかしハミルトンも危なげなく走っていたところ、ラスト3周で雨が降ってきました。ベッテルに抜かれ、ハミルトンはまさかの6番手に。マッサは雨の中きっちりとトップでチェッカーを受け、国際映像にはピットでスタッフと抱き合って喜ぶマッサのお父さんの映像が。しかし、飛び上がって喜んでいたお父さんの顔が愕然とした表情に。なぜならトヨタのグロックがヨロヨロと失速し、気が付いたらハミルトンはふたたび5位に戻ってゴールしたから……。

いやぁ、一瞬なにが起こったのか分からなかったです。マッサ、かわいそうだったなあ……。ライコネンと比べてなにかと二番手扱いされるマッサですが、でもこのときの発言を聞いていて「マッサ、男だ!」と思ったよ。レースには負けたけど、観ていた人たちの記憶には強く残ったんじゃないかなぁ、マッサ。

個人的には、今シーズン後半になって最も注目しているドライバーはアロンソだったりします。昔(ミハエルと争って優勝したくらいのころ)はアロンソってどうも好きになれなかったんだけど、シンガポールGPといい日本GPといいブラジルGPといい、アロンソの凄さがビシビシと伝わってきて、最近はついつい応援してしまいます*2

F1終わっちゃうと、週末が寂しいんですよねー。来年は誰を応援しよう? 今年はライコネンクビサ、ニコを応援していんだけども(そして終盤でアロンソ)。モントーヤがF1をやめ、琢磨が……というかスーパーアグリがF1を去ってから、いまだにひいきの選手がいないのが寂しいです。

*1:去年の最終戦も相当ドラマチックだったが。

*2:応援というよりも、むしろレース後かな。アロンソの気持ちになってレースを見返すと、レースのキモが何だったか、よく理解できるんですよ〜