冷たい雨が降ったある朝、人間ドックを受けに大久保の検診センターへ。帰り、新大久保まで歩いて（といったってすぐなんだけど）前から気になっていたタイ料理のお店に行ってみました。「タイカントリー」という“南部タイ料理”をうたうお店です。大好きな延辺料理店「金達莱」に行くたびに前を通るので、すごく気になってたんですよね。
そもそも“タイ料理店”は珍しくないけど、“南部タイ料理”をうたう店は珍しい。私は行ったことがないのですが、盟友・タコ嬢に言わせるとタイの南部で出てくる料理はそれはそれは辛いらしい、という話でして。タイ料理大好き、比較的辛いモノにも強い（最近ようやく自覚が出てきた）身としては、非常に気になっていたのでした。
で、その「タイカントリー」。ランチセットは南部料理はないということだったので（残念）、大好きなガパオごはんを注文。叩いて細かくした鶏肉と、ガパオ（タイバジル）を炒めてごはんに添え、半熟目玉焼きを載せた料理です。
ガパオご飯といいながら、ガパオ（タイバジル）が入っていないお店が多いんですが、ここは違った！テーブルに出てきたとたんに漂う良い香り。ぱくりと食べると、叩いた鶏肉の適度な粗さもうれしく（挽肉を使ってそぼろごはんになっちゃってる店が多いんですよね……）、甘くて辛くて実に美味。私の好みだともっと甘くなくて辛さも強いほうがいいんですが、しかしここのは「こういう味のバランスもアリ！」と思わせる美味しさでした。ごはんもちゃんとタイのお米だったんじゃないかな。パラリとした炊きあがり、良い香りです。
スープもあっさり滋味深い味でなかなかだったし、ジュース（ココナツジュースにしました）とデザート（このときはタピオカミルク）もついて850円は安すぎる〜。ガパオご飯大好きなので、あっちこっちで食べてるんですが、これは最近食べた中では一番おいしかったと思うなあ。
それにしても、こんなにランチがおいしいと期待が高まるというもの。これは夜にも行きたい、南部料理も食べてみたいじゃないですか。で、タイの南部の料理ってどんなんだ？という話なのですが……
携帯写真なんで見にくくてごめんなさい（クリックすると大きい写真を見られます）。どれもおいしそうなんだけど、中でも気になるのはメニュー1枚目の「クワクリン ムー/ヌア/ガイ」。辛さを示すトウガラシマークが5本もついてるよ（笑）
サトー豆なる豆を使った炒め物とか、タケノコのカレー（ココナツミルクでまろやかながら辛いらしい）とか、気になるメニューが目白押しで、メニュー見ているだけで楽しかったです。これは夜にも行きたい……できれば辛い料理に強い人と……と思わせる素敵なお店でした。誰か一緒に行かない？？
☆タイカントリー 東京都新宿区百人町2-2-1 REMAX新大久保3F TEL:03-3200-7997 営業時間：11:00〜15:00/17:00〜翌5:00（月〜土）、17:00〜24:00（日）基本的には年中無休？
