ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

宮崎あおいと蒼井優

日曜日、大河ドラマ篤姫」の最終回が放送されました。幕末史好き、薩摩びいき(といっても一番好きなのは大久保利通)な私。なんだかんだで第一話から最終回まで、全部観ましたよ〜。大河ドラマを全話観たのは久しぶりかも。放送の最終回は12月中旬でしたが、クランクアップは9月末、NHKの撮影日記を見ると大奥のシーンは8月いっぱいで撮り終えていたみたいですね。

天璋院は背が高くて堂々として、美人というよりは頭が良さそうなルックスで見るからにしっかり者、というイメージがあるんですよね。最初は「宮崎あおい?童顔だしイメージじゃないなあ」と思っていたのですが、10代から40代まで頑張って演じきってましたねえ。最終話でこれまでのシーンを振り返って流していて、どのシーンもよく憶えていただけに、見てたらウルッと来ちゃったですよ(はずかし〜)

主役を張れるいい役者、って大きく2パターンあると思います。1つは、なにしろ自分がキラキラ輝いて目立つタイプ。ある意味脇役を喰いまくり、見終わったあとは主役の印象が強く残る。もう1つは「脇役にいい芝居をさせる主役」。本人も印象が薄いわけではないけれど、相手役のいい演技を引き出すことによって、本人も相手も、そしてその話全体も輝く、という主役です。

後者の好例だと思うのが宮崎あおい。ドラマ「篤姫」を思い返すと、彼女よりキャリアが長いベテランの役者がみないい演技をしていたのが印象に残っています。最初の数話で亡くなってしまう調所広郷(平幹次郎)、両親を演じた長塚京三&樋口可南子、幾島役の松坂慶子、大老・井伊直弼(中村梅雀)などなど、宮崎あおいとのシーンはどれも非常によかったですよね。

で、個人的には、前者は映画向き、後者はテレビドラマ向きなのではないかと思っています。で、後者が宮崎あおいだとすれば、前者は誰だ? 私が思うに、イマドキの人気若手女優でいけば、もう一人の“あおい”である蒼井優がそのタイプではないか、と。

蒼井優、大好きなんですよね〜。映画「フラガール」のときも「人のセックスを笑うな」のときも、画面の中でキラッキラ輝いておりました。はっきりいって私、彼女に視線が釘付けでしたもん。どちらも主役じゃないはずんですけどね(それぞれ、松雪泰子と永作博美)。逆にテレビドラマだと、「おせん」「高校教師」を1-2話見たくらいなのですが、どちらも「?」という感じでした。

宮崎あおい蒼井優が競演していたファイブミニのCM→

で、話を篤姫に戻すと……話の中盤はなんといっても堺雅人(家定)が良かったですねえ。家定が死んじゃったら、見ている方も燃え尽きちゃいました^^;; 後半は毎回、稲森いずみ(滝山)と高畑淳子(本寿院)が出てくるのが楽しみだったよ。

……とまあ、俳優さん達の熱演を一年間楽しませていただいた大河ドラマだったけど、言いたいこともいろいろと……。予想外に長くなっちゃったので続く。