江東区清澄で、森山大道の企画展「バイバイ・ポラロイド」を見てきました（12/13で終了）。タイトルが示すとおり、この夏で生産終了してしまったポラロイドへの追悼の意を込めた企画展で、今年の4月から８月にかけて彼が東京都内で撮り下ろした最新ポラロイド作品約600点が展示されていた。
写真でも分かるとおり、展示方法が面白い。真っ白い壁に、ポラロイド写真をずらーーーーーっと1列にひたすら並べて見せていた。お菓子のカケラを追いかけるヘンゼルとグレーテルのように、ポラロイドの東京写真を見ながら部屋の中を1周した。中は意外と広くて、集中して1周見終わったら結構くたびれた。
とはいえ、森山大道の写真よりも、ハコであるタカ・イシイギャラリーのほうがよほど印象深かったのが正直なところ。だって、入り口コレですよ？
アクセスマップに、事細かに建物への案内が書かれていた理由は、行ったらすぐに分かった。巨大な倉庫の中にあるギャラリーで、「まさかこんなところ入って良いの？」というところから入る仕組みになっているんだもの・・・
ギャラリーの向かいの景色。ニコンのでっかい一眼レフを持ったおじさんも、空にレンズを向けて工場を撮っていました。わかるわ〜ｗ
