ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

ポルボロン、うりぼろん、幻の味

こちらも年末(それどころかクリスマス前)のお話。ある日会社宛に、かえるさんさんから小包が届きました。内容物「お菓子」って書いてあるよ?

Polvoron 01

開けてみると、かえるさんの手作り柚子胡椒(大好き!!!)と一緒に、かわいらしいお菓子の包みが。こ、これは噂の「ポルボロン」じゃないか!!!

ポルボロンとは、スペインの伝統的なお菓子。クッキーの一種と言っていいのだと思うのですが、食感がとても独特。食べるとホロホロホロと崩れるのです。光塩の修道女さんが作っていたお菓子・ポルボロンを子どもの頃食べていたというかえるさんは、もう何年も前からポルボロンの事を「幻の味」としてblogに書いており、それを読んでたくさんの人がポルボロン情報をかえるさんに伝え、そしてさらにポルボロンを探した人がかえるさんのblogにたどり着き……という経緯があったお菓子なのです。(このへんを読むと状況が分かるかも)

で、一昨年だったかな、ポルボロン探求の旅は大団円を迎えたのでありました(ここの16日を参照)。お菓子作り名人のうりぼんさんが、なんとポルボロンを再現しちゃったんですね。

よく見ると、包みの中身は2種類ありました。3つには「URIBORON」とかわいい判が押されており、1つは白い包み紙そのまま。かえるさんのblogエントリを読んでようやく状況を理解。白い包みはオリジナルの光塩ポルボロンを再現したもの。判が押されているのは、うりぼんさんがお菓子としてこれがベストというバランスで作ったもの(「うりぼろん」と命名 byかえるさん)だった、というわけ。

さて、包みを開けてみましょうか。
Polvoron 02

これがポルボロン(というか、うりぼろん)。ホンットにほろほろなんですよ。つついただけでほろっと割れるくらい。白いオリジナルVer.ももちろん美味しかったけど、シナモンの風味がほんのり香るうりぼろんのほうがさらに美味しかったです。コーヒー入れたり、ミルクティに合わせてみたりしながら、大事に大事にいただきました。おいしかった!!

かえるさんやとらこさんと違って、私はそもそもの光塩ポルボロンを食べたことがなかったのですが、さんざんポルボロンを羨ましがっていたので、かえるさんがうりぼんさん作のポルボロンを送って下さったらしい。う、うれしいよう〜(感涙)

実は私、かえるさんのblogを読んでいるうちにたべてみたくなり、リーフル(紅茶専門店です)でポルボロンを買ったりしていたのでした。そういえばアメ横センタービルの地下で、ポルボロンの亜種らしき謎のフィリピン菓子も見たなあ。←濃ラード+激甘で、超ハイカロリーとの噂

かえるさん、そしてうりぼんさん、どうもありがとうございました。大感謝です!!2008うりぼろんについて、かえるさんのblogエントリはこちら、そしてとらこさんの感想はこちら