神田（神保町とか錦町とかのエリア）に詳しい食通、といってまず顔が思い浮かぶのは、中華と路麺のえらい人、出挙さん。そして、タイ料理（とカレー）のえらい人、といったら顔が思い浮かぶのがエスニカンさん。その出挙さんのblogと、エスニカンさんのblogで同時に話題になっていたタイ料理のお店が、神田にあるというではありませんか。これは行ってみなくちゃ！ということでさっそくランチに行ってきました。
お店は神田美土代町の交差点からちょっと入ったところの、ビルの地下にあります。カウンターとテーブル合わせて20席の小さなお店です。きれいにペンキを塗ったこざっぱりした店内、カウンターと厨房の間に大きな透明の仕切り板が。わくわく。
6種類くらいから選べるランチの中から、ガイ・ガパオ・ラート・カオ（鶏のバジル炒め）を選ぶと、仕切り板の向こうでお兄さんが歌をうたいながら（鼻歌レベルじゃなくて、マジ歌ですｗ）豪快に炎を上げて鶏肉を炒め始めました。おおお。仕切り板はこのためだったのか……。
お兄さん、調理が手早い！あっという間にできあがって、目の前に供されたのがこちら。盛りつけも綺麗だ〜。
というわけでこちらがガイ・ガパオ・ラート・カオ。辛くしてください、と頼んだら本気で辛くしてくれたらしくて、おばちゃんが「かなり辛くしたみたいだけど大丈夫？」と心配して聞きに来てくれました。大丈夫〜、すっごくおいしい〜♪♪♪
粗く刻んだ鶏肉の歯ごたえ、ほんのり香るバジル、唐辛子がピリッと辛くて、これは旨いですよ！味付けと火の通し方が絶妙です。お兄さん、いい腕してるのね……。
とってもおいしかったので、翌日も続けざまに再訪。
グリーンカレーもレッドカレーもあるんですが、この日はレッドカレーにしてみました。こちらもおいしいけど、炒め物のほうが「おお！」と驚きがあるかも。あ、ランチはサラダとスープ、ミニデザート（私が行ったときは二日ともフルーツ）がついて850円です。安い。
鼻歌ならぬマジ歌お兄さんのシェフは、プーケット出身でタイのシェラトンにいた方だそうです。タイ料理店が山のようにある日比谷から大手町に引っ越して、「大手町にはタイ料理店がない！」と悲しんでいたけど、会社から歩けるところにおいしいお店を発見してうれしい限り。日比谷でもなかなか、これだけおいしい店はなかったからなあ。
ランチだけでなく、夜も行ってみたいお店。出挙さんの訪問記（こちらはディナータイム）はこちらです→☆
☆ジャンピー（ぐるなび）東京都千代田区内神田1-15-12 B1（神田駅から徒歩5分） TEL:03-3295-6110 営業時間：11:00〜15:00、17:00〜23:00（土曜はランチのみ営業、14時まで）
