五反田にあるカレーの店「うどん」。「うどんに行ったのに、あの店には寄らなかったのぉぉ？」という声が聞こえてきたような気がするので、お約束の「あの店」もご紹介。これです。
五反田駅を出て右手、昔っからの歓楽街があります*1。その歓楽街を右へ右へ抜けていくと、ちょっと開けたところに立つ一軒の中古CD＆輸入雑貨屋さん。……なのに、なぜか「たい焼き」の文字が。これが目指していたお店「ダ・カーポ」であります。
お店の前には小さなワゴンの上にホワイトボードがおいてあり、そこには「鯛うどん」「鯛玉」「ブルーベリー鯛焼き」などと、およそ鯛焼き屋さんとは思えないメニューが並んでいました。すでにどんな食べ物なのか、私の想像を超えてるんですけど−。とりあえず「鯛うどん夏バージョン」「ブルーベリー鯛焼き」を注文。お店の脇が鯛焼きスペースになっていて、注文を受けると焼いてくれます。
これが「鯛うどん夏バージョン」だ！鯛の体には乾燥バジルがたくさん散らしてあり、そのほかに1枚バジルの葉がぺたんと貼ってあります。こんな鯛焼き初めて見たよ〜。
さてさて、この鯛焼き。どんな中身なのか気になりますよね？
できたての鯛うどんは、びっくりするほど皮がほわほわ。柔らかい！と慌てて写真を撮り、焼きたて熱々のうちにいただくことにしました。
お店のおばちゃんに「頭から食べてね」と言われた通り頭からかじりつくと*2、びっくりするほど具だくさん。挽肉たっぷりのドライカレーが出てきました。おぉ〜、スパイシ〜♪
タネばらしをすると、この挽肉たっぷりカレーを作っているのが、駅の反対側にある「うどん」。そもそもはうどんのマスターがダ・カーポのファンで、うどんのカレーとダ・カーポの鯛焼きが合体したらおいしいんじゃない？的なノリでできたのがこの「鯛うどん」なのだそうです。うどんのマスターは凝り性で、この鯛焼き用のカレーも季節ごとに作り替えているのだそう。そんなわけでこのカレー鯛焼き、季節ごとに違う味なんです。ちなみに、「鯛玉」は卵入りの「ベーコンエッグ鯛焼き」だそう。
店内には中古CDだけじゃなく、文房具とか雑貨とかアクセサリーとかいろいろおいてあります。鯛焼きが焼けるのをぼんやり眺めていたら、すごく細身の赤い服を着た男性が入ってきて、おばちゃんと昭和歌謡のレコードについて話してました……あれ、うどんのマスターだったような（笑）
こちらがお店の前にあったホワイトボード。ちなみにブルーベリー鯛焼きも食べました。あんこの鯛焼きの中に、生のブルーベリーがたくさん入っているというおもしろい鯛焼き。こちらもおいしかったです。
最後におまけでかき氷。氷の上に載っているのは、鯛焼きのあんこかな。ちょっと固め。差してあるクッキーはディズニーのキャラクターものでかわいい形、そして少しおもしろい味でした。
☆ダ・カーポ 東京都品川区東五反田1-3-10 明河ビル１F TEL:03-3440-5708 営業時間：11時〜20時、月、日、祝日休み
