渋谷のシネマライズに映画を観に行ったので、ご近所でやっている「絶・景 −真空のゆらぎ」を見てきました。「トーキョーワンダーサイト・渋谷」って初めて行ったんですが、勤労福祉会館の建物の裏なんですね……場所が分からなくて、10分以上迷ってしまいました*1。
「ゴミとは何か？」について考えてきたアーティスト、大巻伸嗣さんのインスタレーション四点が展示されています。展示の主役は、ゴミを燃やすとできる（残る）「スラグ」という素材。
「絶景」って普通、「例えようもなく美しい景色」とか「すばらしくて息をのむような景色」を指すと思うんだけど、これは違う。「絶えていく景色」なのかな。そして、東京に住む私にとっては、見たことがあるような、あると思いこんでいるだけのような景色……。
これを目的に行くと「あれ？」となるかも知れませんが（大型インスタレーションとはいえ、作品数自体は少ないし）、渋谷に行く機会があれば是非見に行くことをオススメします。入場無料、１５分もあれば見られます。11/8まで。→☆
*1:勤労福祉会館が休みじゃなかったら、あんなに迷わなかったと思う。たぶん。
