紫陽花を見に行く前の話です。去年、アド街ック天国で「東向島」が取り上げられたことがありまして、そのとき18位にランクインしていたのが、「玉の井 生駒軒」。そのときの紹介文は以下の通りでした。
●玉の井 生駒軒
中華料理店。こちらは全盛期には都内に120軒を展開した「生駒軒」の最古参。経営は各店別々ですが、共通点は澄んだスープにナルトの入った正統派中華そばが500円前後と格安であること。そしてこちらには、他には無い特徴が…。それは2代目・市川義人さんが洋食出身であること。ラーメンのスープを使用したデミグラスソースの「スペシャルオムライス」は、中華と洋食が見事に融合した一品です。
そう、東京育ちの私にしてみれば「生駒軒」とは「あちこちにたくさんある中華料理屋」。その最古参がここだということ、しかも生駒軒なのになぜかデミグラスソースのオムライスがあるということ、この二つでかなーり興味が引かれたのでした。その生駒軒、こんなお店。
正統派中華料理店！生駒軒！！っていう感じ。日替わり500円ランチの文字が目立ちます。そんなわけで中へ。私が食べたものは……
ワンタン麺、600円だったかなぁ。向島といえば東京スカイツリーの足下の街。「祝東京スカイツリー 新名物 東京一長いワンタン」というのもあったのですが、おなか空いてたのでワンタン麺にしちゃいました。昨今では珍しい、シンプルな味のラーメン。ラーメンというより「中華そば」って感じでしょうか。
え？どうしてオムライス食べてないのかって？……実はどんなにメニューを見ても、店の中を隅々まで見回しても、スペシャルオムライスの文字はなかったのです……メニューから外しちゃったのかなあ。それとも、私が行ったのがお昼時だったからなのかなあ（残念）
