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主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

とろとろ温泉(風)湯豆腐、大事なことを書き忘れていました

この冬わたしがリピートしまくった鍋、3種類を紹介します」と題してわたしのお気に入り鍋の話を書いたところ、Twitterで複数名にふぁぼられたり某SNSでコメントいろいろもらったりと、(はてな以外のところで)反応がいっぱいあって驚いてます……で、あのエントリを読み返したところ、肝心な話を書き忘れていたのでここで追記しときますね。

 

「とろとろ温泉(風)湯豆腐」という、嬉野温泉の湯豆腐にヒントを得た、水に重曹を入れる湯豆腐の話を書きました。ポイントは

  • 水と重曹の分量の割合をしっかり守る
  • 豆腐&油揚げは加熱前、水の状態から鍋に入れて煮る(お湯から入れるとトロトロになりづらい)

の二つというのは前にも書いたとおりなんですが、実はもう一つポイントが。このお鍋をやったらそのあとで、鍋の締めに、そうめんや冷や麦を入れてみてほしいのです。ゆでずに乾麺の状態でそのまま投入してください。すると、「なんちゃってとんこつラーメン」が楽しめるのです……。

 

…ということで、冷麦で作ったとんこつラーメンもどき。残念、紅生姜忘れた。

この鍋でそうめんや冷や麦をゆでると、白い麺が黄色くなって、ちゅるんと弾力が増します。ストレートの中華麺みたいな感じ。鍋を食べた直後じゃなくても、翌日の朝とかでも大丈夫です。白いスープもあいまって、ちょうどとんこつラーメン風になるんですね。私は鍋の中にウェイパーを少し溶かして、器によそったあと刻んだ青ネギと紅ショウガをのせて、ごまを振って食べてます。見た目的には完全にとんこつラーメンになります。

 

どうしてこんなことになるかというと……中華麺を作るには「かん水」といわれるアルカリ水溶液が必要で、これを入れることであの黄色い感じと独特の弾力がでるのですが、これが重曹で代用できるんですね。

私は最近まで知らなかったのですが、海外で暮らしている日本人にとっては「パスタをラーメンに変える裏技」として広く知られているらしく、調べたらデイリーポータルZでも記事になっていました → @nifty:デイリーポータルZ:重曹でスパゲティがラーメンになる

 

そんなわけで、「トロトロ湯豆腐のあとは冷や麦やそうめんを投入してとんこつラーメンもどきを作ると楽しい」というお話でした。もし海外……というか、中華麺が手に入りづらいエリアに住んでいる日本人や中国人の友人がいたら教えてあげて下さいまし。

 

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