ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

魚がおいしい居酒屋の正体は、純喫茶……?「ロリー」@板橋

ブログを書いてると時々、良い店すぎて書きたくなくなることがあります。安くておいしい穴場な店で、しかもすでに地元のみなさんに愛されて大盛況、みたいなお店がそう。それじゃなくても人気すぎるので、下手に紹介してさらに混雑したらどうしよう……常連さんに迷惑かけてしまう……みたいな気持ちになってしまうんですよね(別にそんな影響力あるブログじゃないけど、気分的にね)。

今回紹介するのもそういうお店です。板橋?巣鴨滝野川?というエリアにある「ロリー」というお店。どんなお店かは写真を見ていただきましょう。

 

f:id:ayanolog:20151203202650j:plain

ポテトサラダ、580円。……えっ?なにこれ。味玉から豪快にあふれるイクラが美味(私母親がいくらマニアなのでちょっとイクラの味にはうるさいです)。

 

f:id:ayanolog:20160117022623j:plain

カマ。何の魚のカマが出てくるかはその時々のお楽しみです。見た目のサイズよりも食べるところがけっこうあって、ほじりがいのあるカマ。しかもお値段たったの380円(ものによっては480円)。

f:id:ayanolog:20160117023014j:plain

f:id:ayanolog:20160117023023j:plain

ロリーに来たら絶対食べてほしいのが、お刺身。

写真は、刺身鬼盛り、1780円。細長いお皿にこれでもか!というくらい盛り付けられているので写真1枚には収まりきらず、2枚に分けてあります(これでも写ってないところがある……)。

お刺身、めっちゃおいしいんです!どの魚&貝も新鮮で肉厚ぷりぷり。人数が少ないときは「3点盛り」とか「5点盛り」とかもうちょっと小さいお皿があるのでそちらをぜひ頼んでくださいませ。3点盛りなのに5種類魚介が載ってたり、5点盛りなのに7~8種類載ってたりするのを目撃したことがあります。ちなみに、このお刺身になった魚の頭が「かぶと焼き」として登場するので、かぶとは何が出てくるか分からない……という仕掛け。

 

f:id:ayanolog:20160117023613j:plain

ぶりの鍋。かなり具だくさんですが、これ、確か3人分だったと思う……^^;;

土鍋の中には野菜&きのこがたっぷり。その上には肉厚なぶりがたっぷり入り、その上には水気を切った大量の大根おろしとこれまた大量な生姜の細切りが。鍋の中の出汁がまた、絶品なんですよ!こんな状態でつくる鍋なので、そりゃぁもう、まずいわけがありません。めっちゃ旨い。ぶりのお鍋ってぶりしゃぶしかやったことなかったけど、今度家でもみぞれ鍋をやろうと決心しました。


このほかにも、「まぐろのあご肉ねぎまみれ」とか「Fish on Dish(鮮魚のカルパッチョ)」とか「なめろう」とか、写真撮らなかったけどどれもこれもめっちゃおいしいのです。しかもどれも安い!驚きのコストパフォーマンス。

さらにこちらのお店、日本酒もいろいろ揃えているので、おいしいお魚&おいしい日本酒という大変幸せな時間を過ごすことができます。何の日本酒があるかは行ったときのお楽しみ。

……と、ここまで読んだ方はきっと、居酒屋っぽいお店を想像したんじゃないでしょうか。それが違うのです。お店の内装は、こんな感じ。

 

f:id:ayanolog:20160117025246j:plain

ふかふかでレトロなソファー、こちらもレトロなテーブル、店内の席を分けるように置かれた大量の観葉植物、そして壁には名画。床は絨毯敷きで、黄色っぽい照明……そう、これは純喫茶。イマドキ珍しくなりつつある、昭和の香り漂うレトロ純喫茶なのです。

私も初めて行ったときはビックリして思わず連れて行ってくれた常連さんに聞いてしまったのですが、どうもこのお店、昼間は純喫茶「ロリー」として営業し、夜は居酒屋「フィッシュオンディッシュロリー」として営業しているのだそうです。こういう二毛作スタイルは珍しいと思う……!

というわけで、とってもおいしい魚&日本酒が味わえる上にめちゃくちゃコストパフォーマンスの良いお店「ロリー」でありました。最寄り駅は板橋らしいんだけど、私はいつも都営三田線西巣鴨駅からテクテク歩いています。

フィッシュ オン ディッシュ ロリー

食べログ フィッシュ オン ディッシュ ロリー

 

 

おまけ:最近、ブログに書くのを逡巡したお店はこのあたり。

ayano.hatenablog.jp

ayano.hatenablog.jp

ayano.hatenablog.jp

ayano.hatenablog.j

ayano.hatenablog.jp