ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

ちょっとうれしかった話






macalon


Originally uploaded by tokyo ayano.

午前中、某社社長のインタビュー&撮影へ。これまでなんども会って話している人なんだけど、ちょっとワケありなので、緊張気味に取材場所へ向かう。


ワケというのはポートレート写真。この社長さんを撮るのはこれで三回目だ。

写真に写るのがものすごく苦手なひとで、「こっち向いてニコッとしてください」なんて絶対不可能。仕方ないので、誰かとしゃべってもらっているところを撮るようにしている。


しかし誰かとしゃべっているときでさえ、いつも下を向いて、伏し目がちにしゃべるので、ものすごく、ものすごく撮りにくい。話し相手を立たせ、社長さんには座ってもらって撮る…というのも試してみたんだけど、それでも相手の目を見ずに下を見てしゃべる。ぐわーっ、なんとかしてくれ〜っっ。


この社長さん、こんなに写真に撮られ慣れていない上に、写真のデキをものすご〜く気にするのだ。取材のたびに、記事の内容は無視で「前回の記事の写真は…」とポートレート写真の感想をおっしゃるので、こちらとしても気が抜けない。


今でも忘れられないのが、初めて撮った写真の感想。なんでも写真撮影があると聞かされておらず、二日酔いでインタビューに臨んだとかで「あの写真はひどいって言われた」「顔が黄ばんでた」と、あとで何度も聞かされたのだ。相当写真が気に入らなかったらしいけど、二日酔いで来る方も問題では…。しかも顔が黄ばんでるって、もしかして、私のホワイトバランスが狂ってたってこと???


それ以来、社長さんに会うたびに「写真、ちゃんと撮ってくださいね」と言われるので、内心結構傷ついてたんだよねぇ…。私としては、ちゃんと撮ってるつもりだったから。


で、インタビュー&撮影終了後のこと。



広報さんから「この間のインタビューの時の写真を、うちで使わせてもらえないか」と打診があった。聞けば、前回のインタビュー記事に使った写真を社長さんがいたく気に入ってくれたらしく、会社概要に載せる、社長のプロフィール写真として使いたいということらしい。わーい、ほんとですかっ!?
初回のポートレート写真をものすごく気に入ってなかったことは知ってたので、そういってもらえたのは、とてもうれしかった。

私はカメラマンじゃなくて記者だから、写真なんかはじめから期待されてないし、いい写真を撮ろうと、ヒドイ写真を撮ろうと評価は変わらないんだけど…。でもやっぱり、写真を褒められるとすっごくうれしいのよねえ(単純)。

#写真は恵比寿「ジョエル・ロブション」のブティックで買ったマカロン。会社で美味しくいただきました♪