ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

美術モデルのころ

書きたいことがたまっちゃってて、ああ、どうしよう、って感じです(^^;
今日は本の紹介。

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漫画家&イラストレーター、長島はちまきさん(長島泉さん)の「美術モデルのころ」。マンガじゃなくて、書籍です。ハードカバーの単行本。

はちまきさんが美術モデルを始め、いろいろあり(ほんとにいろいろある)、上京して再び美術モデルをして…というところまでをつづったお話です。美術モデルをやったことがある人…はそういないと思うけど、絵を描く勉強をしたことある人はきっと共感できるんじゃないかな。あと、演劇やったことあるひとも(小劇団が旅をしながら公演する話も出てくるのです)。

美術モデルってどんな仕事か、考えたこともなかったので「そうなのか!」と知ることも多かったです。面白かったのは、「美術モデルをやってるんだよ」と言ったときの男女の反応の違い。女子はみな「それもありやな」という反応だったらしいんですが、男子が「あえて一切その話題に触れない」「露骨に情けをかけてくれる」「ごめん、もうつきあえない(と去っていく)」の3パターンなのだそうな。ああ、でも、なんか分かるような気がする…私だったら多分、「それもありやな」どころか「すごいね!」って言うだろうなあ。素直にすごいと思うので。で、きっと仕事の話をいろいろ聞くことだろう…(笑)

ものすごく読みやすい語り口な上、イラストがふんだんに入っているので一日かからずに読み終わってしまいました。辛い出来事も出てくるんだけど、なんとなく全体的にほのぼのしていて、こちらもなんともほわーんとした気持ちになって読み終わりました。とても不思議な読後感。

実は、はちまきさんは、私も何度かお仕事をお願いしていた方だったり。前の職場(某マニア系パソコン雑誌編集部)でたくさんイラストを描いてくださってたのです。うちでは「長島泉」名義で描いてくださってました。ホントはここではあまり仕事の話はしないようにしてるんですが、でもこの本は仕事関係なしで知って欲しいなあと思ったので…。あと、多分はちまきさんは仕事の知人に売り込みとかきっとしていないだろうと思うので(そういう方なのです)、私の元同僚さんたちが気づいてくれるといいなあ、と思いつつ紹介してみました。

一応、アフィリエイトとか張ってみる(^_^;
ちなみに、はちまきさんの代表作は、チロといっしょ
はちまきさんのサイトはコチラ