ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

日本の子ども60年展@写美

六本木ヒルズを逃げ出すように恵比寿へ移動。東京都写真美術館「日本の子ども60年展」を見てきました。

さまざまな写真家が撮った、戦後60年、それぞれの時代の日本の子どもたちの写真を、200点余り展示しています。たくさんの写真家の作品の中から「これ!」というのを選んでいるだけあり、どの写真もものすごく「いい!」です。土門拳の「筑豊の子どもたち」や荒木経惟の「さっちん」など、自分が写真集を持っていて知っている写真も、やっぱりこうやって1枚ずつ大きくプリントしたものを見ると、格別。ああ、やっぱり私、土門拳の写真が好きだなあ…と改めてかみしめちゃった。

特に印象に残っているのは3枚。独身時代の美智子さんに子どもが寄っていって写真を撮ろうとしているところを撮った写真と、素っ裸の赤ちゃん(男の子)が寝ている状態で、シャーッと噴水のようにおしっこしてるところをパシャリした写真、そしてもうひとつは「バス保育」っていうのかな?廃車になったバスを改造して、無免許で運営してる保育園もどきの写真。すっごい昔の写真かと思ったら、昭和45年くらいのものだったのでビックリしました。

写真見てるだけで幸せな気持ちになってくる、楽しい写真展でしたよ。誰にでもお勧めできるので、機会があれば、是非是非。私は閉館間際に駆け込みで見る羽目になっちゃったので、それだけ残念。もっとゆっくり見たかったなあ。展示された写真を集めた本も出ています。か、買っちゃおうかしら…。