ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

古本屋で怪僧ラスプーチンに出会う






A cat in Yokohama China Town


Originally uploaded by tokyo ayano.
先日早稲田に行った帰りに、古本屋さんで中公文庫の「怪僧ラスプーチン」を買ってきました。大学の周りにある古本屋さんって、ブックオフとかより掘り出し物とか、「あっ、これ面白そう♪」と思う本が多い印象(まあこれは普通の本ですが)。


で、怪僧ラスプーチン。すごいー、面白いよーー!!“ラスプーチン”と聞くとつい「火遊びしてる稀代のラスプーチンたち♪」と頭の中で歌ってしまうのですが、実際に何した人なのか、詳しくは知らなかったんです。日露戦争の頃の人だったのね〜。


最初の方こそ、ロシア文学モノお約束の罠「1人の呼び名がいくつもあって混乱する」にハマって「あれ?あれ?これ誰だっけ?」と進んでは戻りしながら読んでいたのですが、慣れてきたら面白い面白い。シベリアの農民で学もなかったラスプーチンがのし上がっていく展開が痛快です。


あと昔の本なせいか、それとも中公文庫だからなのか、1ページに文字がぎっしり詰まってて、読んでも読んでも残りページがいっぱいあるのがうれしい…(リンク先は最新版だと思いますが)。

最近の文庫本とか新書は文字が大きくて、すぐ読み終わっちゃうから寂しいんですよね〜。


千駄木に住んでいた頃は、家の近所に「古書ほうろう」っていうすごくいい古本屋さんがあって、よく行ってたんですよね。最近ご無沙汰してるから、ひさしぶりに行ってこようかな。

怪僧ラスプーチン
怪僧ラスプーチン
posted with amazlet on 06.04.12
マッシモ・グリッランディ
中央公論新社 (2003/05/23)
売り上げランキング: 261,116



#写真は横浜中華街で見かけた猫です。よーく寝てました。3月に携帯(W32H)で撮ったもの。