ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

SCRIPTワンマンライブ「春到来」でびっくり






Cherryblossom


Originally uploaded by tokyo ayano.

朝から天気が悪かった日曜日。お花見…のはずが急遽中止になり、日中は家でお仕事してました……が、はかどらず。ああ、あきらめて池袋へボイシャキ・メラを見に行ってしまえばよかった、などと後悔したり。(ボイシャキ・メラとはバングラデシュのお正月です。詳しくはこちら。)

さてさて、そんなこんなで原宿RUIDO。あきれるような混雑の竹下通りを抜けて会場へ。RUIDOに行くたびに思うのですが、ここホントに入場の手際が悪い。あまり番号が良くなかったので(250番台)、入場できたのは開場してからたっぷり20分以上あとでした。どこに並んだらいいのか訳分からないし…。以前RUIDOで、最後のお客が入る頃にはライブとっくに始まってました、ってこともあったんですよね。これだけ待つなら、開場時間近いからって急ぐことなかった感じ。寒かったのでコーヒーでも飲みたいなあと思っていたのにな。

さてさて、去年のクリスマスイブ以来のSCRIPTワンマンライブだったわけですが(前回のライブの話はここ)、今回は珍しい選曲、重大発表ありと濃厚な時間を過ごしました(アンコールまで含めて2時間くらいかな?)。

以下長いので、興味のある方だけどうぞ(^^;;

いきなり「Inspiration」でスタート。たいていライブのラストに演奏される曲なので、ちょっとびっくり。そして、春らしく「エンドルフィン」で盛り上がります。この曲、春にライブがあるたびに「今度こそエンドルフィン聴けるかな〜」と期待させておいてあまりやってもらえない曲なのですごく嬉しかった♪ そのまま「タンバリン2」でMCへ。会場がいっぱいなのでびっくりした、こんなにたくさんお客さんがいたら萎縮しちゃうよ…としゃべっていたらマイクスタンドがスルスルと短くなって…「小さくなっちゃった!」と大笑い。ちょっとマギー審司っぽかったです(あちらは「大きくなっちゃった!」ですが)。

私からは見えなかったけど、歌いながら開脚したので、パンツが破れてないか触って確認しちゃいました、なんてことも言ってましたっけ。そういえば前、パンツが破れて水色の下着が見えたの見えないの、いやあれは下着じゃないからって話があったよね(あれはRicken'sだったっけ?)。

今日の收さんは終始ご機嫌。…というか、最近のSCRIPTのライブではいつもご機嫌なような…気のせい?わりっちが着ていたAFDのTシャツを「Advice From Daddy…お父さんの忠告は聞こうって意味」と言ってみたり、「仲のいい人は俺のこと收なんて呼ばない。首謀者01って呼ぶんだぜ。これから俺に会ったら、ゼロワンって呼んでも怒らないぜ」と言ってみたり。…でもさあ、Ricken'sのライブで「ゼロワン」って呼んだら、やっぱりまずいよね???

ところでこの日のライブでは…いや、前回のイベントライブあたりから、やけに過去を振り返る発言が目立っていた收さん。前回の「僕たち1999年にメジャーデビューしてたことがあったんですけど……」という悲しい発言に続き、今回はムーンチャイルドが1996年デビューなので10周年だ、という話まで出てました。ここ2年くらいはほとんど動きがなかったSCRIPTなので、この手の発言があるたびに心臓がドキッとしてた私なのですが(だって期間限定だったはずの某ユニットの活動が忙しそうだしさ…)、今回も「SCRIPTの今後の活動は決まってない」「活動予定は決まってないけど、でもラジオには出る」「デビュー当時江頭2:50に似てるって言われてた」などの発言があり、聞いてる方は笑いながらも「まさか変なこと言い出さないでしょうね!」と怖くなっていました。

で、そんな胸騒ぎの中「こんなにいっぱいの人が何を求めるかなんて分からない…!」という前振り(だったの?)の後で收さんが歌い始めたのは…

「週末の恋人」……!!!!!!!

これ、SCRIPTの初期にライブで何回か演奏してるバラードなんですが、未だCDにはなっていない曲なのです。いやぁーー、びっくりしたぁ…。あまりに久しぶりだったので「ああそうだよ、こういうメロディだったよ、こういうサビだったよ」とかみしめながら聞き惚れてしまいました。さらに言うなら、この曲を歌ってたときの收さんの集中っぷりは凄かった。「ああ、收さん本気だ、本気で歌ってる…」って思いましたよ。本気の收さんはホントに凄い。あー、もうこれが聴けただけでもファン冥利につきます。

最初にも書きましたが、今回の選曲はすごく新鮮でした。「週末の恋人」を含め初期の曲が多かったし、普段あまり演奏しない曲(サイレンとかImaginationとか)も目立ち、その半面、CD未収録の新しい曲もたくさんあって、イントロを聞くたびに「おお!」と心の中でビックリしてました。收さん、「でも、(曲)作ってる人の気持ちは分かんないでしょ? 新しい曲を作ると古い曲を忘れていくんだよ」なんてうそぶいてましたが、古い曲のほうが忘れてないような気がするのは気のせいでしょうか…。
「SCRIPT結成7年で6枚アルバム作った」とまた振り返り発言でドキドキしていたら、ここで重大発表が。「SCRIPTは年内にアルバムを出します!」と…。
「今後のSCRIPTにかんぱーい!」というコールで、客席も乾杯するように手を挙げて、会場全体が酔っぱらったようなムードになってました。う、うわぁぁぁぁぁ。嬉しい、嬉しすぎる…だって、3年ぶりだよぅ…(号泣)

最後は「Lost Generation」で締め。「各駅から超特急〜♪」のアレです。文字に書くとイマイチかっこ悪いけど、むちゃくちゃ盛り上がるんですよね。余談ですがこの曲、UGAに入ってるのでファン友達同士でカラオケに行くと誰かが歌うんだけど、涙が出るほど演奏がしょぼい…(^^;; まともなバージョンでないかなあ。

アンコールではちょっと久しぶりに「New Power Generation」で会場を歌わせてました。 「男性諸君はこんな風に歌って」といって、「泳げ!たいやきくん」風に歌ったりもしてましたね。間奏の最中結構長くしゃべってたんですが、そのときの話が面白かった。收さん、「電機製品買うと50%は不良品」なんだそうで…自分で選ばなくても、店員が持ってきたのをそのまま買っても半分くらいは初期不良なのだそうです(^^;;

ダブルアンコール「コイノダンスホール 」で演奏終了。そのあとに再度二人が出てきてご挨拶してくれました。SCRIPTのライブ、滅多にできないし、お客はいっぱいだし、むちゃくちゃ盛り上がるし、やっぱり二人ともうれしいんだろうな…。そうそう、今回は收さん(Vo&G)、わりくん(Bass)、田口くん(G)、濱田さん(Dr)というメンバーだったんですが、田口くん、ギター上手くなったなあ…としみじみ思っちゃいました。ギターできない素人にも、明らかに分かるくらい上手くなった! 彼が出るようになった最初の頃、どうしても秋山さんと比べてしまうことが多かったんですが、今日は最初から最後まで安心して聞いてましたよ。田口さん、かっこよかったっす。

いやー、「週末の恋人」「年内に新アルバム」というサプライズで大満足のライブでした。
そういえば收さん、今日は歌詞飛ばしが少なかった(1番と2番が混じったりはしてたけど、なんとか歌いきってた)ですね。よかったよかっった。

セットリストは↓に。
1. Insipiration
2. エンドルフィン
3. タンバリン2
4. 君だけのストーリー
5. 青春グローリー
6. Imagination
7. 週末の恋人
8. 星花火
9. Simple Life
10. Full metal pain
11. Brand New Heavy Tie
12. サイレン
13. トーキングヘッズ
14. Lost Generation

En1-1. True Days
1-2. New Power Generation
1-3. Stripe Blue
En2-1. コイノダンスホール

余談:ファン友達(というか超有名ファン)のKさん、ライブ後に飲みに行ったら、そのお店にメンバーとスタッフが打ち上げにやってきたそうです…うれしいけど、ちょっと話しにくくなっちゃいそうですよね(笑)