ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

Ricken's ニューアルバム「JAM」発売♪

Moon Child、元SCRIPTの佐々木收と、元Kaleidoscopeの石田匠。異色の2人がコンビを組んで、「期間限定」というふれこみで実験的に始まったツインボーカルツインギターバンド、Ricken's。活動2年だというのに、なんと3枚目のアルバムが発売されちゃいました。「WHO」「YES」ときて今度のアルバムタイトルは「JAM」。

JAM(DVD付)
JAM(DVD付)
posted with amazlet on 06.08.03
Ricken’s
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ (2006/08/02)

初めてRicken'sを聞いたときに、「なんて声質の合わない2人を組み合わせたんだろう」って驚いたんですよね。しかも石田さんはスターダストレビュー根本要ばりのハイトーンボイス。意外と歌う声は低い收さんとは、得意な音域も全然違う。初めて見たライブのときは、ボーカルもコーラスも2人で声を張り上げあっていて「なんだこりゃ!?」という感じでした。

正直、「まあ、長くはないだろうな……」なんて黒いこと考えてながら見てたんですけど、さすがにもともと実力がある人どうし。毎月毎月ライブをし(個人的には1日2ステージはやめてほしいが……)、2年で3枚というハイペースでアルバムを出しているうちに、だんだん息が合ってきたし、目指すところもなんとなく伝わってきたような気がします。詳しくは別エントリで書きますが、このJAMの発売記念ライブ、むっっっっちゃくちゃ良かったです。二人ともほんとに完全燃焼してた感じで、見ているこちらも燃えました……。そう思ったのは私だけじゃないと思いますよ。場内が明るくなっても、アンコールの声が鳴りやまなかったもの。

とくに最近のRicken'sのシングルはすごく良い!このアルバムの頭にも入ってますけど、「SUNNY」「桜涙」どっちもかなりの名曲だと思います。さらに言うなら、最近の收さん作の楽曲は、良い感じでツインボーカルがからんでいて、聞いてて楽しい。「どっちがメインでどっちがコーラス?」って迷うくらい上手く振り分けてあるので、メロディーを追いながら聞くとすごく面白いし、「歌ってみたい!」と思うんですよね。

「佐々木:一番大事なキーワードを彼に歌ってもらうことによって、これは俺一人がメインで歌ってる曲じゃないっていう風に見せたかったんですよね。最初はすごい躊躇してたんですよ。「大事なセリフは自分で歌わなきゃダメです!」って思ってたんですけど」

今にして見るとかなり懐かしい「WHO」発売時のインタビューでの收さんの台詞です。このころから既に、メインパートを石田さんに歌ってもらうことを心がけていたんだなあ、などと気付いて面白かったです。逆に石田さん作の楽曲は「そのままソロで歌えそう」と思うのが多いんですよね。メインのメロディラインはほとんど全部石田さんが歌って、收さんが下ハモ、というパターンがほとんど。

あーっと、全然JAMの話を書いてないですが、こないだライブで聴いた「シャウト2006」はむちゃくちゃパワフルで面白い楽曲でした。着うたで配信してるんだけど、あれが鳴ったら派手すぎて肩身が狭いんじゃないか?などと余計な心配をしてしまう私です。

「JAM」  Ricken's
1. SUNNY
2. 桜涙
3. above the horizon
4. Hungry mind
5. 彼女の場合
6. Night patrol
7. シャウト2006
8. Endroll of hard love
9. ヘアカット・ハイ
10. In This Love
11. air pocket
12. Rock In The City