ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

タイ旅行記(4):スコータイの遺跡群 その2

「スコータイの遺跡群 その1」でも書いたように、遺跡公園の中にはたくさんの寺院の跡が残っています。その中でも、写真を撮っていて最も惹かれたうちの一つがここ。遺跡群の中心とも言える「ワット・マハタート」です。

Budda and Temples  in Sukhothai 10

Budda and Temples  in Sukhothai 09

たくさんの柱、仏塔、そして仏像が建ち並び、強い日差しの下で灼かれています。それぞれの大きさ、配置が絶妙で、それを生かして写真を撮るのが面白い。

例えば、前にも載せたこの写真(すみません、これ気に入ってるんです……)。

Budda and Temples  in Sukhothai 01

どんなに大きな仏像なのだろうと思うのですが、ちょっと引いてみると……

thaithai05.jpg




←実はこの程度の大きさなんです、とか(笑)


かなり大きな遺跡ですが、とはいえスコータイの遺跡群は、カンボジアのアンコール遺跡群に比べるとスケール的にはかなり小さいもの。アンコール遺跡みたいに、城壁をよじのぼる楽しみ(?)もないですし。

でも、スコータイ遺跡には、アンコールにはなかった安らぎがありました。それは多分、仏像の顔がなんとも人間的だから。角度によって表情が変わるので、撮っていて楽しいんですよね。↓の写真は、一番上に載せた写真と同じ仏像ですが、角度を変えると大分印象が違います。

IMG_2620

人のようで人でない、人を越えた柔和な微笑みに癒されるのです。日本の仏像もいいけど、タイの仏像にはなんともいえない味があります。「微笑みの国タイ」とはよく使われるキャッチフレーズだけれど、微笑み、と聞くと人の顔よりも先に、タイの仏像の顔を思い出してしまう。

真っ青な空に、真っ白で大きな仏像、緑あざやかな草、赤っぽい柱や壁。太陽の日差しが強いから、色が鮮やかで気持ちいい。

Budda's back

Budda and Temples  in Sukhothai 07

Budda and Temples in Sukhothai 14

寄って撮り、引いて撮り、裏にまわって撮り……としているとあっという間に時間が経っていくのでありました。スコータイ遺跡の話、もうちょっと続きます。

a dog in Sukhothai

おまけ写真。遺跡公園内で撮った犬です。……そりゃ〜、犬だって暑いよねえ。タイの犬はよく地面にひっくり返って寝てました。歩くのものんびりしていて、実にのんき。この犬は起きあがってるだけ、まだやる気があると思われ。