タイ旅行記(5):スコータイの遺跡群 その3
サア、イヨイヨ遺跡公園ノ外ヘ参リマショウ♪
遺跡公園内は結構な広さ。公園の中を自転車で走り回ってるだけで大分くたびれましたが、しばし休憩の後(っていっても日差しを遮れるところがあまりないので、かなり消耗する)はいよいよ城壁の外へ。そう、遺跡公園の周りにも、遺跡が点在しているのです。
自転車でちゃりちゃりっと快走中。信号なんかないし、滅多にクルマも通らない田舎道だから、走ってて気持ちいい〜♪
さて、ちょっと走って到着したのは「ワット・シー・チュム」。
祠の中にちょこっとお顔が覗いているのが見えますか?
もっと接近。ん?立ってる?座ってる??
中に入ると、四方を壁に囲まれ、天井のない祠(モンドップというそうです)の中に、ぴったりした仏像が坐しています。
この角度だとよく見えないんですが、頭の上に、垂直に燃え上がる炎のような宝珠を戴いているのが面白いです。この仏像はなかなかのナイスバディ。男性のようにも女性のようにも見える、絶妙な体のラインが素敵。特に素敵なのが手です。
左手は組んだ足の上に軽く置き、おへその前で手のひらを上に向けて居るんですが、反対側の手は下に向けています。その手というか指というかが、なんとも美しい。続きをクリック。
私の身長より大きな手です。この仏像、ガイドブックによれば高さ約15メートル、膝間の幅約11メートル!大きい〜。
見ていると、なんとも清々しい気持ちになる仏像です。放心気味に見とれていたら、ラテンなまりの英語で男性旅行者に話しかけられました。
何かと思ったら、どうもお供えされた線香が気に入ったらしくて、「自分もアレをやってみたいんだけど、手持ちのタバコに火を付けてそこに置いてもいいと思うか?」とのこと。ダメに決まってるじゃん!(怒)
それは大変失礼に当たるから、やめたほうがいい、と教えたら、大変がっくりして去っていきました。タバコをお供えしたいなんて、このへんではお線香売ってるところがないのかな?と思ったら、祠を出てすぐ脇に線香を売っているおばちゃんが。なぜここで買わないのだ(^^;;;