ayanolog版「鉄子の旅」?:花輪線を堪能 その1
青春18きっぷ利用、鈍行列車でめぐる東北旅行のメインイベントは「花輪線に乗る」こと!
以前このエントリでもちょっと書いたことがあるのですが、学生時代に八幡平にある後生掛温泉(ごしょがけおんせん)に行くのに乗ったことがありまして、そのときこの路線がものすごく好きになっちゃったんですよね〜。私、車両のこと全然詳しくないので何型の車両だったのかはわからないんですけど、車両も実に素敵だったのです。寒冷地仕様の車両なので窓が二重になってるんですが、窓と窓の間に人工芝が細長く敷いてあって、レゴのお人形がおいてあったんですよ〜。
さて、そんな思い出深い花輪線。花輪線とは、秋田県の大館と岩手県の盛岡を結ぶ路線……といっても、岩手県好摩駅から盛岡駅まではJRではなく、第三セクターの「IGRいわて銀河鉄道線」の路線なので、18きっぷでは乗れず別料金、ということになります。
花輪線って、こんな車両です。単線だし、電化されていない区間なので、電車じゃなくてディーゼル車両。ディーゼル車両特有のエンジン音がいいんだよね。この音を聞いてると、「あ〜、ローカル線に乗ってるな〜」という気持ちになります。
ちなみに、この車両は今年3月のダイヤ改正で引退なのだそう(ポスターが貼ってあった)。「新しい車両に生まれ変わります!」って書いてあったけど、新車両は東京でよく見る電車みたいな顔。今の車両のほうが風情があってイイと思うんだけどなあ。
東大館駅から乗り込みました。1日数本しかないので、時間厳守!
前日の夜食べたきりたんぽも大館名物ですが、もうひとつ、日本一有名な秋田犬「ハチ公」の故郷でもある大館。東大館駅にはこんなかわいいハチ公もいるのです。
そういえば大館には、もう一つ名物があったっけ……。
花輪線の大館駅といえば、駅弁の「鶏めし」が超有名なんですよねえ。すっかり忘れてた……東京に戻ってから思い出したので、後の祭り(^^;
後の祭りといえばもう一つ。今回東京に帰ってからこのblogを書いていてハッと気付いたのですが、青春18きっぷじゃなくて、「北海道&東日本パス」を使うべきだったかも……。
このきっぷはJR東日本とJR北海道が出している「リニューアル版青春18きっぷ」という感じの共同商品で、JR東日本内・JR北海道内の各駅停車と快速に全部乗れるというもの。青春18きっぷみたいに日付バラバラ or 複数名で使えない(1人が連続する5日間を使わなくてはいけない)という制限はあるんですが、5日間で1万円と安くて、かつ、北越急行線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線も乗れるんです。…そう、このきっぷなら好摩〜盛岡のIGRいわて銀河鉄道線区間も乗れちゃうんですよ! 利用期間も、12月1日〜1月21日だからバッチリだったのになあ。
なんて後悔しつつも楽しかったからまあいーや、という花輪線の旅。写真は「その2」と「その3」をご覧下さいませ。
おまけ写真:朝早く目が覚めちゃって、ホテルの窓から撮った東大館の景色。