Ricken'sラストライブ【追記あり】
2月18日は、2年間活動してきたRicken'sのラスト(=活動休止)ライブ。雨が降る中、渋谷のLa.mamaに行ってきました。去年Ricken'sを聞くようになったけどライブは未体験、という友人も連れて、総勢5人でライブに参戦。
“pause”と名付けられた今回のライブは、21回目。Ricken'sは今まで、「毎月1回ライブをする」「同じ日に2回ライブをやる」というめずらしいスタイルだったので、21といいつつ40回くらいライブをしてきたことになります。イベントも合わせれば50回以上こなしてるはず。私はそのうち……20回弱くらい行ったのかなあ。
正直、最初は本業のSCRIPTに比べてイマイチのめりこめなかったRicken'sなんですが、実は去年後半からじわじわハマってました。「BE FREE」でRicken'sいいじゃん!と思い、「グラフィティ」でツインボーカルの魅力を知り、「ランブルフィッシュ」「桜涙」で石田さんの声に惚れ込み、「SUNNY」の布教に努め……って感じ。特に去年の夏に発売された3枚目のアルバム、「JAM」はかなり気に入っていて、2006年の夏はこればっかり聞いてました。
ところが、Ricken'sの活動はJAMの発売日で事実上止まってたんですよね。JAMの発売日に発売記念ライブをやったきり(この内容はDVD、CDで発売済み)、インストアライブしかやってなかった。しかもそのころ石田さんが骨折してしまい、インストアライブは半分くらい收さんが一人でやっていた、という……。そんなわけで、JAMに収録されている曲は発売日ライブで「シャウト2006」を聞いたくらい。1番好きなアルバムなのにライブで聞けない、という欲求不満状態に陥っていたので、JAMからたくさん演ってくれるであろうこの日のライブを、私はとても楽しみにしていたのでした。
※インストアライブ1回目はこちら、2回目はこちら、4回目はこちらをご参照下さい。
もともと狭い上に、客席中央に大きな柱があり、高い段差があって非常に見づらいラ・ママ。1回目は後ろの方で見ていたのですが、なんだかライブ観ているとは思えないような音の響き。2回目は前半分に入れてもらって見たら、全然音が違った……しかもRicken'sのメンバー本人も、1回目と2回目では明らかにテンション違ったし。うう、一回目しか見られなかったみなさま、ほんとごめんなさい。
今回は1回目と2回目で曲のダブりなし、1日通して全30曲を演奏してました(最後なんだし、1回のライブにしてくれればいいじゃないか…モゴモゴ)。1回目はわりと(かなり?)淡々と進んで「これで最後なん?」と思ってしまうほどだったんですが、2回目の石田さんはちょっと壊れかけてた。あの石田さんが開始早々下ネタ全開だなんて…私は自分の耳を疑ったよ(^^;;;;
特に2回目の選曲はかなりツボ。開始早々大好きな「グラフィティ」「SUNNY」と来て、こっちのテンションも上がりまくり。20回のクアトロライブをさらに超えて、Ricken'sのライブでこんなに盛り上がったの&踊りまくったの初めて、ってくらい盛り上がりました。あぁ、楽しかったーーー。
ギター&ボーカルの2人もそうだし、ベース&ドラムの林ツインズ(顔そっくりだけど二卵性らしい)もベテランなので、上手いんですよね。それだけに淡々とやると淡々と進んでしまうんだけど……終盤は技術に気合いが加わって、ホントにいいライブでした。
改めて聞いてみると、Ricken's良い曲いっぱいあるんですよね。SCRIPTは難しすぎて、とても自分じゃ歌う気になれないものが多いんですが、Ricken'sは歌って楽しい曲も多いし。見ているときはあまり思わなかったけど、「ああ、これでもう、Ricken'sの曲をライブで聴くことはないんだなあ」と思ったら、帰り道、じわじわと寂しくなってしまいました。
ところで、もう最後だから書いちゃえ。前からすごーく気になってたんですけど……
2ndアルバム「YES」に収録の「She don't know me」って、おかしいよね。「She doesn't know me」だよね…(汗
昨日のライブで「石田君と合作した曲」って収さんは紹介してたけど、二人そろって気付かなかったのか…そもそも周りのスタッフも誰も気付かなかったのか…???と思ってしまいました。むーぅ。
※2/19追記
セットリストを追加するついでに、ちょっと書き足そうかと……。
久しぶりに見た(最後に見たのはクリスマスの2日前かな)収さん、ずいぶん髪が伸びていました。で、また小型扇風機で前から髪がそよそよと。なんでも髪を伸ばすつもりらしく、存分に伸ばしたあと、40歳になったら坊主にひげにしたいんだそうです。え…坊主にひげ???(もちろん、会場から大ブーイングが……)
演奏した曲については後ろのセットリストを参照していただきたいんですが、「JAM」の中から「ヘアカット・ハイ」をやってくれなかったのは、收さんが髪伸ばしてる途中だから……なんでしょうかね。好きな曲だからすごく聞きたかったのに〜っ。
ちなみにアマチュアバンドだったころも髪が長かったんだけど、マネージャーの女の子がとても怖い人で(ドラムの彼女……って言ってたような気がするけど、聞き間違いかも)「収さん、髪切らなかったらぶっ殺す」って言われて、怖くて切ったんだそうです(笑)
#収さんにはやっぱり、厳しく言う人が必要なのかもしれない…とか思ってしまったのは秘密だ。
で、坊主といえば「POP AND DECADANCE」。石田さんに「収さん、POP AND DECADANCEのとき、金髪坊主だったじゃないですか。女の人の胸に顔を埋めて」と言われて「違うよ!太ももに頭載せてたんだよ!」って言ってました。「あの彼女は元気かなあ……ニューヨークに置いてきた彼女……アメリカ行ったことないけどないけど、そういう気分で」っていって「Girl Friend」を演奏。「ニューヨークの気分→でも僕行ったことないんだよね」っていうトークは前にもどこかで聞いたことがあるような気がするよ(^^;;;
ちなみに収さんは、坊主だけじゃなくて、ダイエットもするらしいです。で、ダイエットといえばベース担当の林ツインズ弟!ローカーボダイエット&腹筋&側筋&腰(骨盤)まわしで10キロ落としたんだとか。「夜食べないと朝すっげえおなか空いて目が覚める!」と熱く語ってました。私は見(え)なかったけど、Tシャツまくってお腹(&ギャランドゥ^^;;)を披露してたみたいでしたよ。
そうなんですよね……何が悲しいって、Ricken'sのライブがないということは、もう林ツインズに会えないっていうことがさびしいです。最初のころ(正直いって「これどーなのよ」と思ってた頃)、Ricken'sのライブで一番楽しみだったのは、林弟氏がマイクを握ってリッケンズコールをする数分間でした。もうあれが聞けないのかと思うとホントに寂しい。ミサイルイノベーション観に行けばそりゃー林ツインズがいるのかもしれないけど、Ricken'sの林ツインズが好きなんだーーっ。
ちょっとだけのつもりが、長々と追記を書いてしまいましたがそろそろセットリストに行きたいと思います。
1曲目は「Dear My Friends」、そして最後もやっぱり「Dear My Friends」でした。2ndの最後、もうアンコールはないだろうと思ったんですが、拍手が鳴りやまず、林ツインズが登場。呼ばれて石田さん&收さんが出てきて「けじめをつけさせてください」といって「Dear My Friends」を演奏して、ホントにホントにRicken'sは終わってしまいました。
石田さん、2ndの最初っから目がウルってたように見えたのは多分、気のせいじゃないとおもうんですよね。
林ツインズもホントにさみしそうだったな……。2人じゃなくて、4人のバンドだったなだな、と改めて思ったラストライブでした。石田さん、収さん、そして林ツインズの4人とも、2年間ほんとにお疲れ様でした!
※セットリスト(ヨネさん、ありがとうございますー)
【1st Show SET LIST】
SE.Alright(CAST)
1.Dear my friends
2.Ah ha ha!
3.Message
- MC-
4.Endroll of hard Love
5.air pocket
6.アイドント・ウォナ・クライ
- MC-
7.おおきな木
8.Calling 〜旅路の果てで〜
9.BE FREE
- MC-
10.girl friend
11.parmanent vacation
12.Rolling〜メンバー紹介
13.シャウト2006
14.桜涙
15.She don't know me
16.give me some mo'rock
【2nd Show SET LIST】
SE.Alright(CAST)
1.above the hrizon
2.オン・ザ・ロード
3.グラフィティ
- MC-
4.ランブルフィッシュ
5.彼女の場合
6.Rock In The City
- MC-
7.Endroll of hard Love
8.ザ・ニューエスト・マシーン
9.overtake
- MC-
10.80's pure
ーメンバー紹介ー
11.All right KIDS!
12.stupid girl
13.シャウト2006
14.SUNNY
15.One size fits all
16.Ah ha ha!
17.フルスロットル
18.Dear my friends