ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

リベンジ、激辛!? 華隆餐館@横浜

タコちゃんと私、そして関西出身年上男性による“謎の会合”もいよいよ第三回目。一回目についてはこちら、二回目についてはこちらこちらを見てね。

さて、三回目のゲストは、食い倒れ系blog「犬悔い」のいぬわんさん。お会いするのは初めて……なのに、いきなり遅刻していぬわんさんを待たせる私とタコ嬢。わー、ごめんなさいごめんなさい!!!

関内駅でお会いしたいぬわんさんは、思っていたよりも年上のオトナの方でした。関東ネタも関西ネタもあるけれど、一番ボリュームがあるのが横浜界隈のネタなので、てっきり横浜方面にお住まいなのかと思ってたら、違うらしい。Blogを拝見しているとかなり辛いモノがお好きそうなので、相当強いのかと思ったらそうでもないとのこと。肌に優しいネピアの高級ティッシュ「鼻セレブ」とタオルを持っての参加です。おお〜、臨戦態勢〜!

そう、今日のテーマは「華隆餐館でむっちゃ辛い火鍋を食べる」こと。私もタコ嬢も辛い食べ物にはわりと強いはず……ではあるのだけれど、相当辛いと評判の華隆餐館の火鍋だけに、内心ちょっとどきどきしながらお店に向かったのでした。

ところで、私はこのお店に来るのは2回目。ここで前回のおさらいをしておきましょう。むっちゃくちゃ辛い四川料理を出すと評判の華隆餐館にやってきた私は、おいしいけれどあまり辛くない料理に「?」と思いながら帰宅することに。帰った後blogを読んだいぬわんさんから、「華隆餐館のシェフは兄弟で、弟は茶髪のイケメンで殺人的に辛い料理を作り、兄はあまり辛くない料理を作る。ayanoさんはおそらく兄に当たったのであろう」という話を聞いて、「いつかは弟の料理を!!!」と決意を固めたのだった……というところまでが2006年の暮れの話。

中国に帰国中だった弟も日本に戻ってきたということで、今回こそ弟の作る激辛料理を食べよう!ということになった今回。「何度も行ってるけど弟しか当たったことない」いぬわんさんと、「たった一回の華隆餐館体験は兄」だった私と、華隆餐館初体験のタコ嬢、今回の結果は……兄、でした!(涙)

☆ ☆ ☆

さて、長い長い前振り、失礼いたしました。いよいよ料理写真行ってみましょう。兄が作る料理は辛くない……とはいえ、まったく辛くないわけではないので、おいしくいただきます。

四川料理

なぞのおつまみ。唐辛子の一種とかナッツ類をカラッと揚げて和えたモノ……だと思うんだけどよく分からず。辛そうに見えたけど全然辛くない。

四川料理

特筆モノの旨さ、鴨舌!!!「五香味」「辣辛味」から選べるので、辛いほうにしてみた。鴨の舌(って二股になってるのねえ。初めて見ました)、山椒、唐辛子などがカラリと揚げてあり、むっっっっっっちゃくちゃ旨い。山椒のカリカリした歯ごたえ、適度な辛さ、鴨舌のうまみ、たまに混じってる香菜などなど、すべてがたまらん〜♪ 酔っぱらいのように「これをスナックとしてコンビニで売ってほしい」と訴え続けるタコ嬢。同意する我々。たしかにこれが売られてたらうれしい、それくらい旨い。

火鍋

さて、待望の火鍋!赤いスープと白いスープが半分ずつ入っているのだが、3人そろって辛い食べ物を欲しているので、赤いスープばかりがどんどん減っていく(白いスープは人気なかった……きゅうりとか入っててこれはこれで変わっていたんだけど)。しかも「辛くないからもっと唐辛子を足して!」と所望し、途中でひとつかみ唐辛子を足してもらい、(ホントはもっと辛くても全然問題なかったんだけど)ようやく辛さ欲求が満足した。あ、写真の左側、ぷかぷか浮いている赤黒い丸いものが唐辛子なんです。かなり大粒の唐辛子で、ちょっとドライトマトみたいだった。

右下はたれ3種類、そして右上は具の一部。香菜が薬味でなく、具として皿いっぱいにでてくるうれしさよ。そしてその奥にうっすら写っている白いものはセンマイ。えーと、牛の胃です。「牛の胃って四つあったよね?名前なんだっけ?」「ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ」なんて話をしながら、白く輝くセンマイをいただく我々。もちろん赤いスープで。

きりがないので写真は載せなかったけれど、ほかにも豚の血を固めたものやら、羊やら(羊はラムが旨いってのはおかしい、羊は羊らしい味がするマトンこそ旨い、という話題でまたひとしきり盛り上がる)、魚団子(二重構造になっていて旨い)やら、春雨やらいろいろ投入した。

おいしいんだけどね〜、やっぱり辛くないんだよね〜と思いながらふと前を見ると、いぬわんさんが鼻セレブで鼻をかみながら「辛いよう〜ぅ旨いよう〜ぅ〜(´д`)」と身もだえている。涙を流して辛いといいながらなんともうれしそうな姿に、私とタコ嬢は二人して「か、かわいい……(はぁと)」ときゅんきゅん来まくり! しかしかわいいいぬわんさんとは対照的に「辛くないねぇ」「もっと辛いといいねぇ」とかわいくない我々女二人。やっぱり男性は、「辛くないねぇ」と冷静な女子より、「辛いよう〜」と涙まじりに訴える女子のほうがかわいいんでしょーっ?

お皿が出てくるペースがやたら遅かったこともあって、だらだらと長時間にわたって食べ続けてしまった。さすがにおなかいっぱいだったんだけど、「やっぱり最後はこれで……」ということで〆の一品↓

四川料理 03

坦々刀削麺、大辛で……のはずなんだけど、やっぱりちっとも辛くない(ぐっすん)。いや、兄も腕は確かでどの料理もとっても旨い、旨いんだけど、我々三人は辛いモノを食べる気まんまんで来ちゃったので、辛いモノを欲する気持ちをどうにもそらすことができないのよ。あと、この日の刀削麺はなぜか後味に酸味が残ってちょっとそれも気になりました。前回食べたときの方がおいしかったと思うのは、気のせいかなぁ。

……とまあそんなこんなで、長々と四川料理を食べ続けた我々。辛くなかったのは我々二人だけらしく、いぬわんさんは店を出て明豆Cafeに移動したあともかなり長い時間「辛いよう〜辛いよう〜(´д`)」と泣き続けていたのだった。ああっ、その言動の一つ一つにきゅんきゅん来るです……

というわけで、2度目の挑戦でまたも弟が作る激辛料理を食べそびれた華隆餐館。いつになったら茶髪でイケメンの激辛料理に出会うことができるのだろう?……挑戦はまだ続くのでありました。こんなに長いエントリを、最後まで読んでくださった方は本当にありがとうありがとう!!!

参考リンク:
いぬわんさん:華隆餐館再び
タコちゃん:華隆餐館@関内


華隆餐館
横浜市中区長者町5-71-1 エスポワール伊勢佐木長者町1階 TEL:045-261-6079
営業時間:11:00 - 15:00 / 17:00 - 26:00(土曜日は27時まで)、年中無休