ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

Spain Club Alaと和菓子百珍

↓のパンケーキでお誕生日……の前の話。実はこの日のお誕生日イベント、昼の部と夕方の部に分かれていたのでした。昼の部は皆さんにつきあってもらって、やっぱり甘いモノ関連のお誘いを……と思ったんだけど、でもその前に腹ごしらえ。

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赤坂「Spain Club Ala」でパエリアランチ。ちょっと前にzoomaniaさんのblogで見て、どーーーーーーしても食べてみたくなっちゃったんだよう。文句も言わずにつきあってくれる友人の皆様に感謝。

zoomaniaさんは「パエリア単品は¥900ですが、今日は肉とパエリアのセット¥1200を注文してみました。」と書かれているのですが、これは平日のランチみたいで、休日はもうちょっと高めでした。
パエリアのほか、お肉かお魚から選ぶようになっていて、あとは豆のサラダとスープ、デザート(カシスのシャーベット)、ドリンクがついてたかな。丁寧に作っている感じは受けたけど、半面お上品。「パエリア食べたぞーーー!」という満足感には欠けたかも(^^;

さて、お昼を食べたら坂道(246)をえっちらおっちら上って、とらやの虎屋文庫「和菓子百珍」展へ。去年のやっぱり今頃、「和菓子で楽しむ道中日記」展を観たらとても楽しかったので、今年も、というわけ。

で、内容ですが……期待にたがわず今年も楽しかった♪

百珍、とは、百の珍味の意味。1つの食材から、百の料理を作り出す……ということで、「豆腐百珍」あたりが有名ですね。実際、豆腐百珍がきっかけになって、18世紀末には百珍物ブームが起きたそうです。

で、今回のタイトル「和菓子百珍」。虎屋文庫のサイトによると「今回はこの百珍に想を得て、一風変わった菓子や、菓子にまつわるエピソードを、約100点とりあげます。」ということで、いろーーーーんなお菓子が出てきます。楽しい♪

金平糖や鶏卵素麺、金華糖の作り方ビデオを見たり、ゴルフボール最中のエピソードに「さすが金持ちはやることが違うね」と感心したり(三菱財閥の岩崎小弥太の夫人が、ホールインワンのお祝いパーティのお土産として虎屋に作らせたのが始まりらしい)。輪島のお寺でばらまくという「犬の子(いんのこ)」という団子?餅?も面白かったな。犬の子、といいながら、動物ならなんでもいいらしくて、蛇にしかみえないやつがいっぱいいました(笑)。動物の形のお菓子といえば、あざらし落雁っていうのもあったなあ。私にはあざらしというよりかぎりなくワニにみえたけど……(^^;

みんなが一番どよめいていたのは「こんなお菓子の食べ方もある」コーナーの展示。饅頭茶漬けはわりと暖かい目で見守っていたんだけど、「蓋物にカステラを入れ、暑いときには冷水、寒いときにはお湯を注いで食べる。酒のさかなとして、大根おろしやわさびを添えるのもあり」というのにはみんなから大ブーイングが。それはないだろ、それは……。あ、でも羊羹とクリームチーズでサンドイッチはちょっとおいしそうでした。

実は6月16日って「和菓子の日」らしいんですよね。下のお店にいくと、和菓子の日(=嘉祥の日)のお菓子「嘉祥菓子」がいろいろ売られていました。き、気になる……が、誰も買わずに撤収。どんなお菓子が?という方はあんころりんさんのblogをチェックチェック。

kozueさんの和菓子百珍展感想エントリ「虎屋ギャラリー(赤坂)/和菓子百珍展」
あんころりんさん「虎屋本店七つの『嘉祥菓子』と和菓子おもしろ百珍和菓子で夏の招福厄除」

追記:下のパンケーキエントリとこのエントリの写真は、A氏&M氏にお借りした物です。ありがとうございました〜m(__)m