ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

(4):病みつき!「カオニャオ・マムアン」

タイ旅行のエントリ、4つめはお待たせ?スイーツの話です(待ってないってw)。

先週、トーキョーウジキントキで「かき氷じゃないデザートに目覚めてしまい、滞在中、結局2杯しかかき氷は食べられなかった」なんて書いちゃったせいで「目覚めちゃったデザートって何!?」と気にされた方がいらしたようです。す、すいません〜(汗

というわけで今回は、“目覚めちゃったデザート”の説明です。まあ、まずは写真を見ていただきましょう。2連発だ!

MANGO TANGO

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そのデザート、名前は「カオニャオ・マムアン」といいます。上は日本にも支店ができた「MANGO・TANGO」で、下はデパートのフードコートで食べたもの。正統派は下の写真ですかね。上の写真は、カオニャオ・マムアンに、アイスとプリンが添えられた豪華バージョン。

タイ料理のエキスパート・エスニカンさんのblog(こことかこことか参照)を読んでいなかったら、まず知ることも食べることもなかったと思います、カオニャオ・マムアン。

写真を見て分かると思いますが、カオニャオ・マムアンはマンゴーのデザート。横に添えられているのは蒸したもち米です。「フルーツにコメ!?」と、拒否反応を示す方も多いんじゃないでしょうか。分かります。だって、私もそう思いましたもん。実は大きな声じゃいえないんですが、私、甘いココナッツミルク味のコメが苦手なんです……なのになぜカオニャオ・マムアンはイケルのか?事情は続きをクリック。

実は私、初めてタイに行ったときに、竹筒にコメと甘いココナッツミルクを入れて蒸し焼きにしたものを食べて、気持ちが悪くなったという過去があります。さらにその後もどんどん体調を崩し、腸が痙攣を起こして、10日の滞在で7キロ痩せ細るという経験をしたんです……それがずっと、トラウマのようになっていて、タイ料理は非常に苦手にしてました。

でも、私が初めてタイに行ったのは学生のころで、もう10年以上前の話。それからタイ料理は克服した(今は大好き)のですが、それでもずっと「ココナツミルク+砂糖+コメ」の組み合わせだけは相変わらず苦手にしていました。で、今回。エスニカンさんのブログで気になってたし、それはともかくマンゴーは好きだし、タイ産のマンゴは食べたいし(タイ産マンゴはホントに旨いです。日本のスーパーで安売りされているフィリピンマンゴーとは甘さがまるで別物)……という理由で、おそるおそる食べてみたんですよね。

生のマンゴは文句なく旨い。そして、横に添えられたもち米が、確かに甘いんですが意外にも塩味が効いていてこちらも旨い。上からは濃いココナツミルクがとろりとかけられており、上から砕いたナッツみたいなものがかけられていて、食感も楽しいんです。

意外にもおいしく食べられる甘いもち米。どうしてだろう〜?と思いながら食べてたんですが、2回目のカオニャオ・マムアンを食べていてハタと気が付いた。「これ、ココナツミルクでコメを炊くんじゃなくて、コメを蒸してから甘じょっぱいココナツミルクと混ぜてるんじゃないか?!」

ココナツミルク、おいしいし好きなんですが、加熱しすぎるとちょっと嫌な味が出てくる気がします(ココナツミルクを入れてから加熱しすぎたタイカレーなんかはそうですよね)。コメを蒸すとなると相当火を通すので、それがこれまで自分が苦手だった原因ではないかと……。

帰ってきてカオニャオ・マムアンのレシピをいくつか調べたところ、やはり「蒸したもち米に味付けしたココナッツミルクを混ぜる」というレシピのものが多いようです。私がタイで食べたものがそういう作り方だったのかどうかホントのところは分かりませんが、でも自分の中では「炊いてからココナッツミルクを混ぜるからおいしかったんだろう、きっと!」ということで納得しているのでした。

というわけでカオニャオ・マムアン、マンゴー好きならきっとハマるはず!もしタイに行ったら、ダマされたと思って食べてみてくださいな♪