ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

「Exilimケータイ W53CA」の話

私は仕事用と私用と2つ携帯を持っているんですが、現在、私用携帯は「Exilimケータイ W53CA」。カシオのデジカメであるExilimの名を冠していることからも分かるように、カメラ機能を強化した携帯です。

これがねえ……今のauのラインナップの中では、たしかに一番きれいな写真が撮れる携帯だと思います。でもデジカメとは比べるべくもなく……。「Exilim」の名を名乗るにはあまりにひどい写真しか撮れないのです。この携帯を買ったとき、「そんな携帯にしたら、コンパクトデジカメは要らなくなっちゃうんじゃない?」って言われたけど、全然そんなことなかった。ああ、期待はずれだ、寂しい。

画素数はたしかにカメラ並み(500万画素)、35ミリカメラ換算で28ミリの広角レンズにオートフォーカス付きとスペックは完璧(まあズーム付きならもっと嬉しいけど、さすがにそこまでは望まない)。そう、スペックは完璧なんだけどね……。

過剰に圧縮する悪い癖、ちょっと暗いところだとあり得ない偽色ノイズが乗りまくり。しかも携帯内での編集機能が頭悪すぎてまるで使えない。誰だ、この携帯を「ネ申木幾」とか言ったやつ〜。出てこいっ(^^;;;;

W53CAが神機なら、同じカシオが2004-5年の冬に出した「W21CA」は何だ、神の上かと言いたいね。W21CAのカメラ機能はほんとに素晴らしくて、私はあの携帯を使ったときに初めて、「この携帯があればデジカメは要らないかもしれない」と思ったんだもの。W21CAで私が撮った写真は以下の通り。クリックすると、もとのサイズで見られます。

溜池山王chocolate gift forValentine's dayfriend's dogwheel

W21CAだって、よくみれば圧縮してるんですけどね。でもずっと素直に絵を出してる。W21CAはCCDの200万画素、W53CAは500万画素のCMOS。上の鯛焼きの写真、もう一回載せましょう。

taiyaki

べったりした描写(遠近感が……涙)、過度な圧縮、全体的にノイジーだし、鯛焼きを持つ指の爪なんて、なんだか蝋人形みたい、気持ち悪い……。

毎日デジカメを持ち歩いているとはいえ、携帯で撮る写真だってきれいな方が毎日楽しい。携帯の写真は撮ってすぐ送れるから、携帯で撮れる写真がきれいじゃないと、私の場合moblogする気にもなりにくい。私の場合、カメラ機能が優秀でおサイフケータイなら、文句なくそれにするのに。プラス、EZナビウォーク電子コンパスが使えてキーが押しやすければ最高だけど、それは優先順位はもうちょっと下。

難しいこと言ってないですよ。デジカメが要らなくなるような携帯カメラが欲しい、って言ってるだけ。世の中、技術は日進月歩のはずなのに、カメラ機能は昔に比べて劣化してるって、どういうことなんだ。むぅ。

そうそう、たい焼きの話。仕事が終わった後、たい焼きとミニ鯛焼きを買って、家で撮影……するつもりが、ちょっと衝撃的な内容の電話がかかってきて、用事が終了したあと、ダッシュで会社に帰ったんです。なので、ミニ鯛焼きも買えなかったし、鯛焼きを家で撮影する野望も果たせなかった……というオチなのでした。あーあ。

★追記:
デジカメWatchに、この携帯のレビューが載っていました →コレ
初出時、「このカメラ機能を楽しく使いこなせるのはむしろ女子高生とかかも」「The DOGみたいな使い方とか」という記述があったように記憶していますが、さすがに消えてますね……。(うろ覚えにつき、勘違いだったら申し訳ないです)
The DOG(風の写真)をやるには超広角+鼻のどアップが必要だから、近づいて撮れないこの携帯では無理だって、気付いたんだろうなあ(^^;;;