「山田屋」で焼肉を食べた帰り道。ダメもとで三河島駅すぐ脇にあるケーキ屋さん「苺屋」を覗いてみたら、冷蔵ケースのなかに一つだけ、丸いケーキが残っているのを発見しました。遠目でよく見えなかったけど、あれ、モンブランかな？
近くで観たら、りんごのタルト*1。しかもよく見たら、冷蔵ケースの上にも三角にカットしたケーキというかパイがありました。わーい、買って帰ろう。
どちらもりんごのお菓子だったので「どこが違うんですか？」と聞いたら「全然違うんです」とご主人。面白すぎるｗ
もちろん、ちゃんと説明してくれました。三角なほうは「紅玉」を、丸いほうは「ふじ」を使っているとのこと。リンゴの種類が違うのね。
食べてみると確かに全然違いました。三角のほうは、酸味を生かして甘さ控えめに煮た紅玉をぎっしり詰め込んだパイ。丸い方は上に載っているリンゴがたしかに甘く、生に近いくらいの軽い日の通し方。下の台はアーモンド粉を使ってちょっと重め、さらに中にはクリームも仕込んであって、全体的に酸味より甘みを生かしたケーキになってます。2種類どっちもおいしかったけど、三角の紅玉リンゴケーキの酸味が、外で買うお菓子としては新鮮＆素朴で印象的だったかな。
味の良さ、店の可愛さいずれも三河島っぽくないと評判の苺屋。機会があればぜひ。オススメです。→以前書いたエントリは（こちら）
★苺屋 東京都荒川区西日暮里1-5-3（JR常磐線三河島駅すぐ） TEL: 03-3807-0158
*1:でもでも、イナムラショウゾウの「上野の山のモンブラン」に似てるよね？
