ペルシャン・ダルヴィッシュ@池袋(イラン料理)
オフ会の二次会で、20名弱で池袋のペルシャ(イラン)料理店「ペルシャン・ダルヴィッシュ」へ行ってきました。「ダルビッシュって、トルコ語の『デルヴィーシュ』だよなあ。神秘主義の修行者って意味か……」などとコンヤのセマー(白い服を着てクルクル回るアレです)などを思いだしていたのですが、店主さんによると「ダルヴィッシュとは吟遊詩人という意味ですよ」とのこと。id:sakamasaくんは違う意味でこの店名に反応してたけどねw
手前が「ダルヴィッシュスープ」。鶏のトロリとしたスープです。奥は「オリビエサラダ」というポテトサラダ。
羊や豆のシチュー「ゲイメ バデムジャン」。カレーのようにごはん(パラリと炊いた長粒米)にかけて食べます。おいしい♪
イランの白チーズ。「たまたまこの日は入ってる」ということだったので、オススメに従って頼んでみました。これがおいしかった!当たりでしたね。
「シーラーズィサラダ」。シーラーズ風サラダ、という意味なんでしょうが、なにが特徴だったのかはイマイチ分からず^^;;
ホントはこのあとに主菜(鶏や羊のグリルもの)が来たのですが、たまたま隣のテーブルでお誕生会をしていたということで、このあたりからダンスタイム(ベリーダンス)に突入。ごはんの写真撮るどころではなくなってしまったのでした……というわけで、肝心の主菜の写真ナシです、スミマセン^^;;
ベリーダンスはたまたまだったんですが、店主のシャーサーバリー・ハミドレーザーさんが、ペルシャ古典楽器を演奏してくれます。これがすごくいい! 写真はサントゥールという民族楽器で、ピアノとマリンバを足したような素朴な楽器です。で、彼のプロフィールがスゴイ。
「シャーサーバリー ハミドR (Shahsavari Hamidreza)
1994年より日本国内でペルシャ古典音楽の演奏活動をはじめる。幾つものペルシャ古典楽器を1人で演奏することでも知られている。 特にヴォーカルには定評があり 2004年 2005年FIFAワールドカップサッカー国内予選等において、2年連続国歌独唱を行なっている。」
国歌独唱って!!すごい人だったんですねえ。たしかにいい声でありました。しかも、礼儀正しくて物静かな人なのです(日暮里のイラン料理店を思いだしたのは秘密……あの店長とは全然違うタイプ……)。安心して人を連れてこられるなあ。ちなみに店内は絨毯を敷き詰めてあるので、靴を脱いで絨毯の上に座り、足の短いテーブルの上に料理を並べていただくスタイル。落ち着く〜。MAXで30人くらいかな?
料理は全体的に優しい味で家庭料理的。どれも食べやすく(クセが強い料理がほとんどない……)何を頼んでもおいしいです。ここ、すっごくいいお店だと思いました。すっごくオススメです。まだあまり知られていないみたいだけど、がんばってほしいなあ。応援しています。
ペルシャン・ダルヴィッシュ(Web) 東京都豊島区南池袋2-4-3 南池袋ビル1F Tel:03-6423-1233 営業時間:17:00-23:00、無休