ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

しもきた茶苑「クリスマス限定 紅茶のかき氷」

2008年、私が唯一した“クリスマスらしいこと”って、これかもしれない。

下北沢の日本茶専門店「しもきた茶苑 大山」さんで、12/23〜28の期間限定のクリスマスかき氷を食べてきたのです。通常の(というか夏期の)かき氷メニューのほか、クリスマス限定メニューということで、クリスマス氷が2種ありました。1つは抹茶の氷、もう1つは紅茶の氷をクリスマスツリーに見立てたもの。写真は紅茶のほうです。

特別メニューということで、上にも中にもあんず(おいしい♪)がたっぷり入り、クコの実&金箔が散らされているという非常にゴージャスなかき氷です。楽しい〜♪♪

味のほうは、「大山さんの“ほうじ茶氷”を、紅茶にするとこうなるのかな?」という印象のかき氷でした。紅茶の味がしっかりして、さすがお茶屋さんの氷という感じ。甘さだけじゃなくて、しっかり渋みを残しているところが私はツボでした。おいしかった♪

茶葉は、セイロン(味)とダージリン(香り)をブレンドして作っているそうです。味は非常にリアルに紅茶の味が出ていた(渋みも含めて)と感じたけど、やっぱり香りを出すって難しいのかな……ほうじ茶氷のときほど「おおっ、冷たいのに香るのは何故!?」という衝撃がなかったんですよね。

あと、大山さん自身も迷っていらしたのが「ミルクを付けるかどうか」。紅茶シロップ自体も結構甘いので、これにコンデンスミルクを足すと相当甘くなってしまうんです。無糖のコンデンスミルクがあればいいんだろうけれど、そうもいかないし。。。

私はこれまで熊谷で1回三軒茶屋で1回、あと大山さんの他にもどこかでもう1回食べたことがあるんですが、抹茶シロップに比べて紅茶シロップが定番にならなかった理由がちょっと分かる気がします。

業務用の紅茶シロップって「香り」をあきらめている半面実はけっこうおいしくて、三軒茶屋の石はしさんの紅茶ミルクは完成度が高いというかバランスのいいかき氷でした。でも、紅茶屋さんがやっていた熊谷のチャイ氷は「かき氷としてこれはどうだろう?」って思ったし。

味と渋みと香りのバランス、しかもミルクをプラスするということになると、紅茶のかき氷って、難しいんでしょうねえ・・・。極寒の日に、かき氷に思いを馳せた一日でした。この日が氷の食べ収めになると思った、んですけどねぇ。