キャラメルボックス版「容疑者Xの献身」
久しぶりに池袋・サンシャインシティへ。演劇集団キャラメルボックスの「容疑者Xの献身」を見てきました。写真は、出口のところに出してあった「自分で淹れる湯川の(インスタント)コーヒー」100円。スプーン2杯まで、の但し書きに笑ったw
さて本題。東野圭吾の原作もヒットしたし、テレビドラマにも映画にもなっている……けど、私はどれも未読&未見です。テレビ・映画版はけっこう原作と異なる設定と聞いていますが(柴咲コウの役にあたる登場人物は男性だとか)、キャラメル版は原作にかなり忠実だったそうです。
ストーリーを知らないで見たので、「これから先はどうなるの?どうなるの??」という感じでドキドキハラハラの時間を過ごし、結末に涙してしまいました。あー、原作者&脚本家の思うツボ(^^;;
劇そのものの感想としては「良い意味でキャラメルボックスらしくない作品だな」に尽きるでしょうか。例えばダンスとか役者さんのキャラネタとか、“キャラメルボックスっぽい部分”は封印していて、原作に忠実に舞台化したんだろうなあという印象でしたよ。
お友達に誘っていただいて、キャラメルボックスの公演は定期的に見ているんですが(Oさん、いつもありがと!)、そういえば最近自分的にツボるのは“キャラメルっぽくない作品”が多い気がする……。「雨と夢のあとに」とか。でも今年のこのあとの予定を見ると、「風を継ぐもの」「さよならノーチラス号」と、いずれも過去にヒットした作品なんですよね。どっちも楽しみなのですが、いずれも“キャラメルボックスらしい”演目なのですよね……ツボらなかったらいやだなあ^^;;