ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

7月の読書感想文

最近トシなのか忘れっぽくなってきて、「その本読んだのに!えーっと、なんてタイトルだっけ……」という事が増えたので、とりあえず本読んだ後に一言感想添えてTwitterにメモすることにしました。レビューとか偉そうなこと言うと続かないので、とりあえずメモってことで。

7月に読んだ本はこのあたり。★5点満点なので、★★★★★が最高、☆☆☆☆☆が最低ね。星付けは気分で、しかもあまり首尾一貫してないので、あまり参考にしすぎないでください。


★★★★★窪美澄ふがいない僕は空を見た』面白い!!あまり乗り気じゃなく読み始めたのに、止まらなくなっちゃった。「R-18文学賞」大賞作なのでもちろん性的もシーンはあるんだけど、それで食わず嫌いしたら勿体ない。山本文緒が好きならツボでは http://amzn.to/bS7xl5


★★★★★佐藤和歌子「悶々ホルモン」。モーニングの連載をまとめたもの。お店紹介部分よりも、むしろコラムというかエッセイが主体。「いい店を知っている男はモテる。なのに何故、いい店を知っている女はモテないのか」とか、男前な筆者に共感しまくり http://amzn.to/dmtIAT
※飲んべえの女性筆者が書くおすすめ店の紹介、しかも一人で飲んだりたべたりする話……というのだと葉石かおり『おひとりさまの京都』も同時期に読んだんだけど、私は圧倒的に悶々ホルモンのほうが好きだった。多分筆者の立ち位置が、いい女風か男前女子かが違うんだろうな。あと内面描写の有無か。

★★★☆☆荒木源「ちょんまげぷりん」。タイムスリップ+侍+シングルマザー+スイーツ。面白かった−。さらっと読んじゃった。これは映画化しやすそうなお話。続編も出てたんですね。 http://amzn.to/9iIaUp


★★★★★高木 徹『ドキュメント 戦争広告代理店』今年読んだ中でも屈指のいい本。PRやマーケや記者は必ず読むべき。PRのプロの仕事とは何かを思い知らされた。そして日本の官庁(特に外務省)にその観点がないことに悲しくなる。 http://amzn.to/c6twkE


★★★★☆もしかしたら9.11は止められたのかも、浅草でテロが起きたらどうしよう…などいろいろ考えちゃう「大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード」。「戦争広告代理店」高木徹さんの続編。私は同じくらい面白かったけど人を選ぶかも http://amzn.to/9nt8RK


★★★★☆ど派手なイラストにだじゃれ満載の会話。だけど通して読んだら予想外にいい内容だった…説教臭くないマネジメント論の本は貴重。抜群に読みやすいし、実際にありそうなシチュエーション満載なのもいい:小俣光之「ドジっ娘リーダー奮闘記」 http://amzn.to/dzp5jx


★★★☆☆本を読む習慣をつけたい人にはいいガイド。習慣的に本を読む人には「ダンコーガイ、どこまで本気で言ってる?」感。正直面白いんだか面白くないんだか謎な本だがブランド別新書ガイドは珍しい:小飼 弾「新書がベスト」(ベスト新書) http://amzn.to/dfQvnW

このほかに数冊。『おひとりさまの京都』『十年不倫』あとなんだっけな。思い出したら追加します。