富士市のB級グルメ?「ようかんぱん」に出会う@吉原
18きっぷ日帰り旅の話、続き。下部温泉に浸かった後、ふたたび身延線で南下したワタクシ。終点の富士市で降りたのですが、時間がまだ間に合いそうなのでもう一つの目的を達成すべく、東海道線に一駅乗って、お隣の吉原駅へ向かいました。
東海道線の富士・吉原のあたりは、富士山が本当に美しく見えるところ。うっとり……。
さて、吉原に何しに行ったのか……という話は次回にするとして、吉原の街を歩いていて気になったのが「ようかんぱん」の看板。
「ようかんぱん」って何だ……と一度は前を通り過ぎたのですが、やっぱり気になって帰りにもう一度立ち寄り、買っちゃいました(笑)。さて、ようかんぱんとは何か?写真は↓に。
これがようかんぱん。何だか一見ドーナツとかチョコレートパンのようにも見えますが……パンの上にかかっている丸い黒いのが、薄くのばしたようかんなんです。つまむとペリッとようかんが剥がれます(笑)。真ん中の白いのは生クリーム。そしてパンの中にはつぶあんが入っていました。つまり「ようかんぱん」とは、ホイップクリーム入りのあんパンの上に、羊羹をかけたパンだと思っていただければ。
こちらのサイトによると、ようかんぱんは静岡生まれ。かつてはアンパン、ジャムパン、クリームパンにも迫る勢いがあった人気のパンで、静岡県東部の数軒のパン屋さんで作られていたのだそうです。そんな感じで地元で人気があったのですが、製造工程が複雑で手間がかかるために次第に作るところが減り、今では富士製パンというメーカーただ1軒しか作っていない……ということのよう。
私も食べてみました。つぶあんがあっさりな甘さで、ホイップやパンとも合います。さらにようかんもあって、ボリューム感たっぷり。おお、おいしいじゃないですか。
そして、もう一つ気になったのがこれ。
パッケージにパンダの絵が描いてあるんですよ!「ようかんパンダ三兄弟」で、つぶあんちゃん、ばにら、ようかん太の三兄弟なのだそう。
静岡のローカルパンといえば「のっぽパン」しか知らなかったのですが、ようかんぱん、出会えてよかったです。もっと有名になっても良さそうなものなのになー。
ようかんぱん→☆