ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

根津のたいやき

数日前のエントリ(根津と千駄木の間でパンとかカフェとか - ayanologはてな館)に続き、またも根津と千駄木の間のエリアの話を。超有名店なので、今更私が書くようなモノでもないですが……。

 

 根津のたい焼き

 根津のたいやき。もともとは人形町の人気店「柳屋」の根津支店だったのですが、いまでは柳屋という名前よりも「根津のたいやき」の名でおなじみ。

 

薄くてパリモチな皮の中には、甘さ控えめなあんこがたっぷりと。写真の角度だとわかりにくいですが、けっこう厚みがあってぽっちゃりしたタイです。

 

ここは柳屋本店と同じく、いわゆる「天然モノ」のお店。普通、鯛焼きって、銅板の型にたねやあんこを流し込んで焼きますよね。型1枚で何匹も鯛焼きが焼けるのが普通だと思いますが、これに対して1匹ずつの型で焼く鯛焼きのことをそう呼ぶのだそうです。なので、一般的な鯛焼きは「養殖モノ」と呼ぶそうな。

天然モノの鯛焼きは一回に焼ける数が少ないのと、焼くのがやっぱり難しいのだそうで、わざわざこの型で焼いてるような鯛焼きやさんは、たいてい行列ができる人気店、というイメージがあります。こちらももちろん、平日昼間でも行列ができているような人気店。

 

 根津のたい焼き

帽子だけ見えてるのがご主人。黙々と鯛焼きを焼いてます。会計は(たぶん)息子さん。ご主人から焼けた鯛焼きをうけとったら、周りの バリをはさみでちょきちょきと切って、経木にくるんで渡してくれます。入れてくれるビニール袋は、空気が抜けるよう穴をあけたもの。持って帰って暖めなおしてもぱりっとおいしい鯛焼きです。

 

 根津のたい焼き

目印はこの幟と看板、そして店の前の行列。そうなんですよねー。行列がなー。ここの鯛焼き、おいしいけど行列を我慢してでも買いたいかと言われるとそこまででもなく。味的にも、四谷のわかばとか浅草浪速家のが好き(行列もこの二店はそれほどではない)なので、買うのは前を通って店が開いてる&行列が大したことないシーズンに限る……だったりします。

 

ちなみにこちらの鯛焼きに比べるとかなり知名度は下がりますが、ここから千駄木駅方面に歩いて行ったところにある、韓国式鯛焼き店「果川家(カセンケ)」のプンオパンもおいしい鯛焼きで私は大好き。根津のたいやきが大行列のときはこちらもおすすめです。

 

☆根津のたいやき 東京都文京区根津1-23-9 電話:03-3823-6277 営業時間:10時半~あんがなくなるまで。午後かなり早い時間にはもうなくなっている印象です。