ayanologはてな館

主に東京の東側で暮らしている私の日々を、ごはんやおやつの話を中心につづります。ayanoのblogなのでayanolog。夏の間はかき氷専門ブログ「トーキョーウジキントキ」もやってます。2013年10月に、はてなDiaryからHatena Blogへ引っ越してきました。

台湾の定番土産は奥が深い! 「舊振南餅店」はパイナップルケーキの最高峰かも……

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結構まえの話なんですが、忘れてしまうには惜しすぎるのでブログに書いておきます。台湾土産の定番、パイナップルケーキのお話し。

台湾好きな私、これまで何回か行きましたが、帰国時にばらまくお土産はやはり定番パイナップルケーキになることが多いです。実はこれ値段も味もピンキリなんですよね。安いのには安い理由があって、中身のジャムっぽい部分が、パイナップルではなくて冬瓜を使っていることが多いのです。とはいえ冬瓜パイナップルケーキもそれはそれでおいしいので、台湾リピーターさんだと「安い店から高い店までいくつかお気に入りがある」という人が多いんじゃないかなと推察。

 

私の場合はあまり高級品は買うことがないのですが、これまで買っておいしかった(評判がよかった)のは、双福食品(台北市民生西路150号、雙連駅)、李製餅家(台北市林森北路156号、中山駅)かな~。どちらも安くておいしいです。あとはお店があちこちあって買いやすい、という点で「新東陽」で買うことも。

人からいただいたパイナップルケーキで「これはおいしい」と思ったのは「微熱山丘(Sunnyhills)」。一度台湾で買ってみたいと思っていたら、いつのまにか日本上陸。表参道に店を出してしまって、結局未だ買ったことがないという……

 

そんなわけで、私の中で「人からいただいたパイナップルでNo.1」は長らく微熱山丘だったのですが、つい最近それを塗り替える超美味パイナップルケーキをいただいたのです。それが上の写真、「舊振南餅店」のパイナップルケーキ。

ちょっと前に台湾に本社がある企業の社長さんにお目に掛かる機会があり、そのとき「お土産に」といただいたのがこれ。金色の小箱に一つ一つ収まっているのが高級感ありますね~。仕事でいただいたものなので、会社に戻ってすぐに同僚に配っちゃったんですが、一つ食べて「おおっ、おいし~!」とびっくりしました。

 

ここのパイナップルケーキの特徴は、一口食べるとふわっと広がる乳製品っぽい味わい。バターというかチーズというか、という感じの濃厚なおいしさが印象的です。中のジャム部分も、繊維質があまりなくてすっと口のなかで消えてすごく上品(上に書いた微熱山丘は逆に、パイナップルの繊維がすごくしっかり残ってて、「パイナップルが入ってますよ-!」と主張する感じです)。パイナップルケーキなんだけど、食べ終わるとチーズケーキを食べたような満足感があって、かなり気に入りました。こんなにおいしいなら、全部配りきらないで、自分の分もう一つとっておけばよかった……(笑)

ちょっと調べてみたら、創業1890年の老舗。本店は高雄だけれど台北・台中にも数店舗ずつお店があって、台北だとSOGOや新光三越で買えるようです。台湾新幹線パッケージのものとかもあって可愛い!

いただいて食べることも、自分で買うこともおおいパイナップルケーキですが、まだまだ知らないおいしいのがいっぱいあるんだな~と感心しました。次台湾に行ったら自分で買ってこようと思います!

 

舊振南餅店