ヨシダナギ写真展「SURI COLLECTION」&渋谷のデパート与太話
池袋西武B館で開催中のヨシダナギさんの写真展「SURI COLLECTION」を見て来ました。ナギさんはファッションモデルの女性なのですが、子供の頃からアフリカに憧れ、「大人になったら私もアフリカの人になる」と思っていたのだそう。かわいい♥
木や土を組み合わせた展示エリアも。
裸ではあるのですが大変ファッショナブルなスリ族の人たち。体にペイントした模様がとても綺麗…小さい丸を描いてる人が多いけど、レンコンみたいな模様を描いてる人も。
手前の写真に限らずなんですが、空の青さも緑の濃さも彼らが身に付けている装飾品や布も、ものすごく色彩がビビッド。
特にガツッとレタッチしたわけではなく、ほんとにすべての色が鮮やかなのだろうなぁ…
私はネットの記事で知ったのですが、「クレイジージャーニー」や「今夜くらべてみました」などのテレビ番組で取り上げられている話題の人なのだそう。
スリ族など裸族の人たちを撮るときに、相手と親しくなるためにナギさん本人が裸になって…という話がよく取り上げられてるみたいですが(確かにテレビ的にはそこに食いつくのはわかる。美人だし)、そんなの全然関係ない、というくらい被写体が素晴らしい写真ばかりです。
ヨシダナギさん、会期中は基本的に在廊してる、とのことです。私が行ったときも気さくにお客さんと話したり、一緒に写真撮ったりしてました。会期は5/8まで、もうすぐ終わっちゃうので気になる方は是非。詳しい情報はヨシダナギさんのサイトをどうぞ。
…と、以下おまけの話。
渋谷の街はものすごい人出で、スクランブル交差点なんてもう赤になる前に渡りきれるかなと思うくらいの混みっぷりだったのですが、渋谷西武の中はガラッガラ。一階はまだ人がいるけれど、二階、三階と上がっていくと閑散としていき、店員さんも本当に暇そう。別の日にここの最上階のレストラン街に行ったことがあるんですが、たしか、人気の回転寿司一店だけが激混みで、ほかの店の前には誰もいなかった記憶があります。
渋谷の駅近のこんな一等地を、こんなにガラッガラのまま放置しておくって、西武デパートの人はこれでいいと思っているのかなあ。なんとでもやりようはあるだろうに…と思ったのでした。
渋谷西武を出た後は、すぐ近くの丸井へ。
地下でLGBTの人たちを撮ったミニ写真展をやっていたのを見に行ったんですが、それ関係なくずいぶん人がいるなあ、しかも10~20代の人ばっかり、と思って周りを見回して納得。H.I.Sのカウンター(&たくさんの旅行パンフレット+勝手に座れる椅子)と、猿田彦珈琲のショップがあるんですね。
そうなると改めて思い出すのは、渋谷西武の閑古鳥っぷり。人が集まるテナントさえ入れれば、いくらでも集客できるだろうに…。
さらにおまけ。
丸井の地下で見かけた両替機。外貨から日本円への両替のみで、日本円を外貨に両替することはできないと書いてありました。インバウンドー!