おやきってこんなにおいしいものだったのか…と開眼した話@いろは堂本店
「いろは堂」本店に行ってみた
長野の定番郷土料理、おやき。おまんじゅうの皮みたいなので野沢菜や キノコ、カボチャやナスといった野菜の具をたっぷり包んだものです。多分東日本の方にはおなじみ。
長野市から戸隠方面に抜ける道の途中、鬼無里というところに、おやき「いろは堂」の本店があるよ、と聞いて行ってみることに。
お店に入ってすぐ、カウンターでおやきを注文。いろいろ種類があるのでかなり悩んで5つ選んで注文しました。おかわり自由の野沢菜をつまみながらそば茶を飲んで待っていると……あれ?
「焼きたてのおやき、できましたよー」と 持ってきていただいたおやきは6個。「切り干し大根、おまけでつけときました(にっこり)」と…あ、ありがとうございます!
急いで写真を撮って、早速ほかほかの焼きたておやきにかぶりつくと…うっ、旨ぁぁぁぁあい!!!!サクッとこんがり焼けた皮は、例えるならホワイト餃子の皮みたいな感じ? 皮の焼き方が揚げ焼きに近いんじゃないかなと思います。焼き方、気になったのでお店の人に聞いてみればよかったな。
パリっとサクッとした薄めの皮のなかにはたっぷりの具が詰まっていて、めちゃくちゃ美味しいです。いや~、焼きたてのおやき最高。おやきは好きで長野に行くとよく買って食べるんだけど、こんな皮のおやきを食べるのは初めて。もっとお饅頭的というか、肉まん的というか蒸した厚い皮のイメージだったんですよね。おやきってこんなにおいしいものだったのか……(びっくり)
店内はいろりがあったりして昔の農家風。野菜ミックス、舞茸、粒あん、あざみ(山菜)、ぶなしめじ、野沢菜、かぼちゃ、切り干し大根、ねぎみそ……種類いろいろで迷います。
しかしおいしかったなー。気がついたら一人3つぺろっと食べてた ^^;; どれもおいしかったので甲乙付けがたいですが、「あざみ」のほろ苦さがすごく気に入りました。あとねぎみそね!そういえば茄子みそがなかったのはシーズン的なものかしら。
鬼無里って読めますか?
ところで、「鬼無里」って漢字を見てパッと読めます?「きなさ」と読みます。鬼女(紅葉という名の美女だったらしい)伝説や、木曽義仲由来の伝承が残るエリア。小さな集落なので村だと思っていたのですが、今は市町村合併の結果、「長野市鬼無里地区」になっているそうです。
ただ鬼無里といわれても長野県人じゃないとパッと場所が思い当たらないですよね。長野市中心部から西にクルマで1時間くらい走ったところにあります。山に囲まれた山村で、行ったときはちょうど紅葉が美しかった~!
長野市から鬼無里に入る手前にある据花橋&据花渓谷の眺め。あまりに綺麗だったので、思わず車を停めて写真撮りまくり。
これは逆に、鬼無里から戸隠に抜ける途中の大望峠の夕暮れ。車の移動だったら是非行ってみてください!本当にいい景色です。
おやきのいろは堂はこちら↓
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