土佐藩の座興杯、可ク杯
土佐料理のお店に行く機会がありまして。土佐でごちそうといえば定番の「皿鉢料理」などフルコース。かつおのたたきなどいただきました。
ところで、このときなぜか、土佐藩に伝わる伝統の宴会遊び、可ク杯(べくはい)をやることになりまして…。箸拳なら知ってたんですが、これは初めて見ました。
コマ(写真手前)を回して、そのコマが指し示したところにいる人が、コマの示す杯で日本酒を飲み干さなくてはなりません。
杯は3種類。長い鼻があって下に置くと酒がこぼれる「てんぐ」、口の部分に穴があいており、指でふさいでいないと酒がもれてしまう「ひょっとこ」、特に仕掛けのない&一番小さな「おかめ」です。
私はお酒弱いので見てるだけでしたが、面白かったですよ。お酒強い人なら楽しめるはず〜。
そういえば、アナゴの稚魚なんてのも出てきました。初めて食べた…
白魚の躍り食いみたいな感じです。ちゅるんと。
あと、酒盗(かつおの塩辛)がおいしかったな〜。子供の頃から好物なんですよねえ、これ。いくらでもご飯が食べられちゃって、危険危険…お酒のめないくせに、昔からこの手の食べ物が好きなんです(笑)